陣見山から雨乞山へ

2023年5月4日(木)快晴
去年、秩父鉄道樋口駅から陣見山-波久礼駅へ一緒に歩いた友人と、逆方向の陣見山から再び雨乞山へ歩くことにしました。コースは、秩父鉄道波久礼駅→大槻峠→陣見山→榎峠→雨乞山→間瀬峠→樋口駅 歩程約4時間30分です。
8:48 波久礼駅着
9:00 波久礼駅出発。秩父鉄道に沿って国道140号彩甲斐街道を、長瀞方面に向かって歩きます。
今日はとてもお天気が良く、空気が澄んで景色がきれいに見えます。荒川に映る長瀞北アルプスもだいぶ緑が濃くなってきています。

長瀞町矢那瀬地区から尾根へ出る予定です。

登り始めは道がはっきりしていたのですが、途中から道を外れてしまったようです。どうやら、取りつき点を間違えたようですが、踏み跡を頼りに上へと登っていきました。登って行けば登山道にぶつかると分かっていたので、あとは地図を確認しながら登って行きました。初めて歩く道でも、友人と二人なので心強いです。
去年歩いたハイキングコースに出ました。大槻峠より陣見山寄りの所です。

いきなり急な下り

そして、急な登り

10:58 陣見峠着。林道 陣見山1号線に出ました。林道を横切って陣見山へ向かいます。
  
二人の感想は「こんなところ歩いたっけ、覚えていない!」「逆コースは景色が違うので、初めて歩く道のよう!」です。
11:05 陣見山(531m)着。山頂でアマチア無線の人が交信をしていました。今日初めて会った人です。見晴らしがきかないので、写真を撮って先へ進みます。
初めて1人で歩いているハイカーとすれ違いました。今日会った2人目です。
12:30 林道 陣見山1号線展望所。去年、樋口駅から登ってきた車道と、交差するところです。去年はここからハイキングコースを、陣見山→虎ケ岡城址→波久礼駅へと歩きました。
ここを登ると榎峠に出ます。11:45 途中、登山道の脇に座り、昼食休憩を取りました。
12:15 午後の出発。
12:23 榎峠着、あとは4月29日と同じルートです。
雨乞山へ向います。途中、自転車の人に追い越され、そして、雨乞山山頂より先は、自転車では走れないので、同じ自転車が戻ってきました。今日3人目のすれ違った人です。
13:00 雨乞山着。今日はお天気が良く、霞が少なく、景色がクリアに見えます。残念ながら、パラグライダーは飛んでいませんでした。私たちが景色を眺めていると、男性が到着しました。円良田特産センターにから登ってきたそうです。「思ったよりきつかった」と話していました。男性は車で来たので、特産センターへ戻るそうです。今日4人目の出会った人です。
写真を撮ってもらいました。13:11 下山開始、間瀬峠へ下ります。
13:30 間瀬峠着。林道 陣見山1号線に出ました。ここから県道287号線を樋口駅まで下ります。
14:50
 樋口駅着。樋口駅前のうどん屋さんで、ビールで乾杯をして帰宅しました。

今日は4人とすれ違いました。前回は0人でしたからすごく多くなりました(?)。一緒に歩いた友人が「こんなに人が少ないところを、よく1人で歩いたね」と言います。去年二人で歩いた時も、すれ違った人は多くありませんでした。長瀞北アルプスは長瀞の裏山です。ここはもともと訪れる人が少ないのではないでしょうか。1人の山歩きは良くないのはわかっていますが、今日すれ違った人たちもみんな1人でした。時には、1人で山を歩きたくなります。でも、今日は二人で楽しかったです。何より先輩の友人が先を歩いてくれ、心強かったです。

 

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パラグライダーと 長瀞北アルプス雨乞山

2023年4月29日(土)晴れ
久しぶりに、独りで山歩きがしたくなりました。昨年、陣見山へ行った時に、車道歩きをせざるを得ず、榎峠を行かなかったことがずっと気になっていました。今回は榎峠を通って、雨乞山へ行きます。
予定コースは、秩父鉄道樋口駅→榎峠→雨乞山→間瀬峠→不動山→間瀬峠→樋口駅 歩程約4時間です。独りなので、スマホにコースのGPSログを書き出してきました。スマホを見ながら歩きます。
8:29 樋口駅着、下車したのは、ただ1人、私だけだったみたいです。車内でハイカーを何人か見掛けましたが、多分、宝登山へ行くのではないでしょうか。
8:35 車道を登っていきます。春の花が咲いています。初めて野生(?)の雉を見ました。置物かと思いました。次に見た時はいませんでした。
(尾が長くきれいなのは牡だそうです)ここから、車道に寸断された登山道、車道、登山道の繰り返しになります。

9:00 1人なので、寄り道で「×」のコースへ入ってみました。激しい流れで、沢沿いの道が壊れているのがすぐに分かり、引き返しました。

戻って車道を歩くと、去年見つけられなかった登り口が見つかりました。去年は5月末で、登り口が草に覆われていたため、分からなかったのだと思いました。
登山道を登ってまた車道に出ました。車道を横切って登山道に入ろうとしましたが、通行禁止のロープが張られていました。

仕方なく車道を大きく曲がって登って行くと、車道を横切って登り口がありそうな雰囲気です。注意しながら歩いていると、「榎峠」と書かれた壊れた道標が下に落ちていました。柱には赤いテープに「エノキ峠へ」と書かれていました。

10:17 林道 陣見山1号線に出ました。去年来ることができなかった「榎峠」です。「北武蔵ハイキングコース」と「←陣見山」への道標があります。雨乞山は逆方向です。「雨乞山」への道標です。林道 陣見山1号線をこのまま行くと「間瀬峠」です。北武蔵ハイキングコースに入って、「→雨乞山」の道標雨乞山へ行く途中、今朝早かったので昼食休憩をとりました。
11:00
 雨乞山(510m)着。
雨乞山はパラグライダー発進場です。パラグライダーを見ることができるでしょうか。

空にパラグライダーが。

下にも見えます。空に舞っているパラグライダーを見ているだけで、気持ちがゆったりします。    
パラグライダーが下に降りて行きました。ちょうどよいタイミングで頂上に着いたようです。
11:20 間瀬峠に向かいます。
ツツジが咲いています。杉林の中ばかりだったので、柔らかい赤に癒されます。
  
間瀬峠へ下る分岐が分かりにくかったです。スマホで確認しながら歩きました。
あまりに低い位置に案内板があり、間瀬峠からの方向を向いているので、登ってくる人のための案内でしょう。12:00 間瀬峠着。林道 陣見山1号線が、県道287号線長瀞児玉線にぶつかる所です。林道 陣見山1号線はここまでです。
道標が朽ちてなくなりそうです。不動山を往復するつもりでしたが中止にし、下山することにしました。下山するつもりだった登山道が、通行禁止になっていました。県道287号線長瀞児玉線を下ります。
13:30 樋口駅着、長い車道歩きでした。膝が痛くなっています。13:54 羽生行きで帰宅

Stage32 雨乞山・陣見山
長瀞から波久礼にかけて、湾曲して流れる荒川に沿って、ひと回り大きな弧を描く山稜がある。北武蔵や長瀞北アルプスと呼称される山稜で、雨乞山と陣見山はこの山稜を代表するピーク。山名が表すように、雨乞いの神事や戦国時代の砦に由来する山である。
「詳しい地図で迷わず歩く 奥武蔵・秩父500km」
佐々木亨著 山と渓谷社刊 2022年 p132∼3 より

 

今日はハイカーに1人も会いませんでした。時間が少し早いのもありますが、珍しいです。長瀞北アルプスは、縦走すると長いコースです。部分的に歩くことになる、樋口駅から歩く人が少ないのかもしれません。登り口が草で覆われ、分からなかった去年を考えてもそう思います。樋口駅から歩くときは、道標が少なく、朽ちているかもしれませんから気を付けてください。
今日は一人だったので、寄り道をしたり、写真を長々と撮ったり、進むべき方向でないところへ行ってみたりしました。独りで好きなように行動していたので、とてもリラックスしました。

 

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新緑がさわやか陣馬山一ノ尾尾根

2023年4月16日(日)晴れ
石老山へ行く予定でした。でも、前日の土曜日の雨予報と、最近の気温を考えると山ヒルが出そうなので、石老山は冬まで延期し、陣馬山に変更させてもらいました。
今日も朝方まで雨が降っていました。天気予報では晴れても天気の急変があるかもしれないというので、傘とレインウエアをしっかりザックに入れ、集合駅の藤野へ向かいました。でも、高尾駅ホームで全員集合となりました。
今日のコース予定は、藤野駅(バス)=和田→和田第二尾根→陣馬山→明王峠→大平小屋→与瀬神社→JR相模湖駅 歩程約3時間40分でした。
8:33 藤野駅着。バスは9:06です。
8:40 ここで予定を変更し、陣馬山一ノ尾尾根登山口まで歩くことにしました。
JRの踏切を渡り、中央自動車道の下を貫くトンネルを抜けていきます。

新緑がまぶしく目に入ります。前を他のグループが歩いています。

藤野駅9:06発のバスが追い越していきました。足がしっかりしているメンバーです、「藤野駅から歩かなかったから、歩き足りない」と、言い出しそうなので変更しました。
9:15 陣馬山登山口着道路わきには春の花が咲いています。
  
無人販売のタケノコが完売していました。登山道は若葉がきれいです。
10:43 一ノ尾テラス着、登山口から2kmと書いてあります。登山口では山頂まで4kmと書いてありましたので、ちょうど中間点です登山口から話しながら、写真を撮りながら、ゆっくり歩いていたので、何人にも追い越されて1時間半掛かっていました。
11:45 陣馬山着。端午の節句が近いので、青空に鯉のぼりが泳いでいました。山頂の白馬の前で写真を撮りました。
  
富士山がきれいです。でも、昼食の後は雲がかかって見えなくなっていました。陣馬山は相変わらず多くのハイカーが来ていました。昼食時、どのコースを下るか話し合いました。「陣馬高原下までは1時間、それからバスで高尾駅」、予定では「陣馬山→明王峠→大平小屋→与瀬神社→相模湖駅 2時間20分」です。
12:50 陣馬高原下へ下ることにしました。
下山後に少し話をすることになりました。そのため、お店のある高尾駅に下山することにしました。陣馬山は多くの花が咲いています。
ニリンソウの群落が見られるのも陣馬山頂直下です。
 
 
 

下りは早い、登りであんなに追い越されていたのに、追い抜いて下っていました。
14:10 陣馬高原下バス停着。すでに多くのハイカーが並んでいました。
14:20 臨時急行JR高尾駅北口行きバスに乗車
今日の歩いたコースは、藤野駅→陣馬山登山口→一ノ尾根→陣馬山→陣馬高原下バス停(バス)=高尾駅北口 歩程約3時間10分(山と高原による)でした。

 

 

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新緑の八王子城跡

2023年4月9日(日)晴れ
今日は、昨日と違って、大気が不安定で突然の天候の急変のない晴れです。
高尾駅のバス乗り場は多くのハイカーでごった返していました。駅を出ると突然「東京ハイキングの方ですか?」と声を掛けられました。今日が会員として初参加という若いハイカーでした。あまりの人の多さで、どこが集合場所か迷っていましたというので、二人で「陣馬高原下」方面行きのバス停へ向かいました。長い列の中にいつも一緒になる会員を見つけ、最後尾に二人で並びました。指定のバス時間より30分以上早かったので、1本前のバスで何人かが集合場所の「松竹バス停」に向かって行きました。その後、続々と会員が列に並んでいきました。
8:45発普通「陣馬高原下」行きバスに新人の会員と一緒に乗りました。バスは私達のハイキングの会だけでなく、他のハイカーも乗っているので超満員です。
今日の「滝沢川コース~八王子城山」は、北高尾になります。コースは、高尾駅北口(バス)=松竹バス停→松獄稲荷神社→滝沢川分岐→滝分岐→柵門台→八王子城跡展望台→柵門台→深沢山→向山北砦→秋葉神社→心源院→川原宿大橋バス停(バス)=高尾駅 歩程4時間 総勢54名です。

9:20 松竹(まつたけ)バス停下車、バス停付近は狭いので、直ぐに松獄稲荷神社へ移動しました。9:35 松獄稲荷神社でリーダーの挨拶、ストレッチ後、出発。
神社では昨日が祭りだったそうで、地元の方々が後片づけをしていました。山の新緑がきれいです。沢の橋は一人ずつ渡ります。10:20 搦め手峠柵門跡10:44 八王子城本丸跡 3班に分かれて集合写真を撮りました。11:05 八王子城跡展望台で、新人さんと一緒に昼食休憩をしました。
八王子市内が一望です。春霞が掛かっているのでスカイツリーはわかりませんでした。11:40 午後の出発、54名はさすがに大勢です。道標に下山口の「心源院」の地名が出てきました。12:21 地名はわかりません。12:48 大六天(315m)着。遠く奥多摩の大岳山が見えます。「心源院」が見えてきました。しだれ桜はすっかり葉桜になっているのがわかります。13:25 心源院着、本堂の前で全員で集合写真を撮りました。しだれ桜の下で、桜のシーズンも、もう終わりですね―!満開の八重桜13:55 川原宿大橋バス停から、全員が乗り込んだ超満員のバスで、高尾駅に向かいました。

八王子城跡は何度か来ていますが、道が良くわかりません。歩いているうちにここは来たことあると思い出すのですが、位置のイメージがありません。ずっと木々の中を歩くので、展望があるところは限られています。私は山では周りの景色を見ながら歩いているので、見通しが悪いからわからなのでしょうでしょうか。

 

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春色の鐘撞堂山とあんずの里

2023年4月1日(土)晴れ
桜が咲くころになると、初めて美里町のカタクリの群生を見た時の感動が忘れられなくて、友人と予定を立てています。今年も先週に行くことにしたのですが、雨で今日に延期しました。
今日のコースは、東武東上線寄居駅→八幡神社→八幡山→谷津池分岐→鐘撞堂山→あんずの里・円良田特産センター→築坂峠→カタクリ群生地→秩父鉄道波久礼駅 歩程約4時間 集合は寄居駅9時30分です。

9:40 寄居駅を出発。
鐘撞堂山の今日の登山口である八幡神社は、秩父鉄道の桜沢駅が近いのですが、いつも歩いています。登山口から山頂まで続くこれから登る尾根を、ずっと眺めながら歩くことができます。
寄居は桜色と新緑の春色です。道路沿いも満開の桜です。まっすぐ進むと国道254号に出ます。山も桜と萌え木が鮮やかです。個人山行なので、途中、コンビニに寄ったりしながらゆっくり歩きます。10:20 八幡大神社着。神社の後ろが登山口です。身支度をして出発です。一面に桜の花びらです。お天気が良く、心地よい日差しです。ツツジが咲いていました。今日は小さい子供をつれた家族連れが多く、何組かに会いました。
谷津池分岐を過ぎて見える深谷市方面です。春霞になっています。ツツジに隠れて山頂の展望台が見えています。山頂は間近です。12:00  鐘撞堂山(329.8m)着。山頂は桜が満開です。いつもよりハイカーが多く、東屋は満席でした。
満開の桜の下、昼食休憩です。展望台で写真を撮りました。鐘のところでも写真を撮りました。野生のラン、春蘭が咲いているのを教えてもらいました。花に詳しい友人が「ジジババソウ」ともいうと言っていました。12:55  円良田特産センターへ向かいます。
あんずの里は春色です。13:45 円良田特産センターで、休憩と買い物です。山菜が好きな友人はたくさん買っていました。センターの方が「もうカタクリは、終わっていると思います」と言っていましたが、気を取り直して出発。
14:35 築坂峠からカタクリ群生地へセンターの方に言われた通り、カタクリは終わっていました。カタクリが見当たりません。何輪かをやっと見つけました。また、来年来ましょう!
初めて一緒にきた友人に、カタクリの群生を見せたかったのに残念です。
あとは、もう秩父鉄道波久礼駅に下山するだけです。
15:25 秩父鉄道波久礼駅着。
線路わきに、多くの人が何かを待っています。SLの音が聞こえて慌てて駅構内へ、SLを待っていたのだと、やっと気が付きました。15:48 羽生行きで帰宅。

3月18日に東武東上線のダイヤ改正がありました。今までは、池袋方面へ帰る時は、寄居で秩父鉄道から東武東上線の”小川町”行きに乗り換え、小川町で”池袋”行きに乗り換えでした。私達はそのつもりで、小川町で無意識に下車してしまいました。ところが、ダイヤ改正で、寄居から乗った電車が”森林公園”行きになっていました。気づいた時は遅かった、電車が発車してしまいました。これからは、寄居で池袋方面へ乗り換える時は、”小川町”行きか、”森林公園”行きか、確認してください。当然、下りも、”森林公園”始発、”寄居”行きがありました。

 

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