雨に降られて御岳山ロックガーデン

2023年8月6日(日)晴れ/午後:雨が降ったり止んだり
ハイキングは日曜日に限られる友人2人を誘って、御岳山へ行くことにしました。コースは、御岳登山鉄道滝本(ケーブル)=御岳山駅→武蔵御嶽神社→長尾平→綾広の滝→七代の滝→長尾平→御嶽駅 歩程約2時間40分、総勢3名です。集合はJR御嶽駅9時50分でしたが、立川駅で青梅行きの電車で合流できました。
10:15 ケーブルを降りると、思わず「涼しーい」やっぱり御岳平標高831mは違う!早速、日本一のレンゲショウマの群生地へ向かいました。
レンゲショウマは蕾が多く、まだ満開ではありませんでした。満開のレンゲショウマを見ているので少しがっかりです。

  

御嶽神社の仲見世を通って長尾平へ11:15 長尾平で、クラッカーに絶品の友人手作りのブルベリーのジャムを載せて、おやつタイムです。ありがとう、本当においしいジャムでした(写真を撮ることを忘れていました)。11:30 ロックガーデンへ向けて出発しましたが、途中から雨が降り出してきました。午後は、雨が降ったり止んだりでした。傘をさして歩き、カメラはザックの中へしまいました。
11:58 ロックガーデンへの分岐
12:06 綾広の滝、ここから天狗岩までがロックガーデンです。

沢に沿って歩きます。12:15 ロックガーデン休憩場所は満員でした。昼食休憩はとれません。雨で岩が濡れて光っています。
この風景で、木々が紅葉したらと想像すると、秋にまた来たくなります。黄色のポンチョが映えます。12:40 天狗岩の上に天狗の像らしきものがあります。ここから、鉄製の階段の下りが続きました。滑らないように気を付けて歩きました。
12:55 七代の滝

13:35 長尾平に戻ってきました。行動食で遅い昼食をとって、ケーブル駅へ向かいました。傘を乾かすために、あえてさしています。
14:30 ケーブル駅へ戻ってきました。休憩していると虹が見えていました。
都内で雨が降っている所があるようです。15:22 ケーブルで下山。

ケーブル駅で発車を待っていると、関西訛りの集団がいました。日本一のレンゲショウマの群生を、見に来たのだそうです。遠く関西からと思いましたが、私たちも”日本一の〇〇”と言われれば、出かけていきますよね。彼女達は、今夜は御岳山の宿坊に泊まるそうです。

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青春18きっぷの旅-1 鵜原理想郷

2023年7月29日(土)快晴
猛暑日のない勝浦市へのハイキングです。東京ハイキングの会報に”青春18きっぷ”が得と書いてあったので、使ってみることにしました。
今、青春18きっぷ2023年夏季の期間中です。”青春18きっぷ”は知っていましたが利用する機会がなかったので、今日初めて友人と3人で利用することにしました。
私達の集合は、JR池袋駅改札口に7時です。3人揃って”青春18きっぷ”に判3つ押してもらって、改札しました。通常JR池袋~鵜原(勝浦)まで往復¥3960-を、”青春18きっぷ”で、1人1日分1回¥2410-で行くことができました。私たちは、埼京線池袋→新木場→蘇我→上総一宮→鵜原で行きました。帰りはその場で決めることにしていました。

いつもと違い、太平洋を望みながらのハイキングの遠出です。
ハイキングの集合は、JR外房線鵜原駅10時10分、コースは、鵜原駅→鵜原海岸→鵜原理想郷→尾名浦海岸→勝浦駅 歩程約3時間 総勢21名です。鵜原駅着10時1分の電車で、全員が下車しました。
駅前でリーダーがコースを説明してくれました。日差しがやはり強いです。

駅から海岸へ町中を歩くと、民宿が多くありました。

鵜原海岸に出ました。
リアス式海岸の浸食された荒い岩が風景を作っています。磯笛が聞こえ、海に来たと実感しました。海風が気持ちいいです。
海岸沿いを歩いていきます。海水浴客が見えます。
この鳥居は撮影スポットになっているようです。

 

漁船が陸揚げされて漁港です。真夏の雲です。海がきれいです。

鵜原理想郷出入口です。鵜原理想郷は太平洋に突き出た明神岬一帯にあり、大正時代別荘地にする計画がありましたが、1周2300mのハイキングコースになっています。

鵜原理想郷を、黄昏の丘→白鳳岬→毛戸岬→毛戸浦→手弱女平と巡りました。
白鳳岬「黄昏の丘」の道標手弱女平の「幸福の鐘」、八幡岬が見えます。毛戸岬の四阿(あずまや)で休憩。毛戸浦 磯に下りてきました。”ひとつやま”が間近です。波に浸食された岩が荒々しく迫ってきます。海中をよく見ると、黒い巻貝のヤドカリを見付けたました。

 
 
 

手弱女平(たおやめだいら)遺跡(縄文前期)」とあります。手弱女平の「幸福の鐘」が見えます。11:45 木陰で昼食休憩
12:15 午後の出発
「南房総国定公園 鵜原理想郷 勝浦市」の看板
勝浦駅からだと、ここが鵜原理想郷の入口のようです。
トンネルを抜けると、ハイキングコースの終わりです。海岸沿いを勝沼駅に向かって歩きます。漁師町に来ていると思わせてくれる風景です。尾名浦海岸 海がどこまでもきれいです。勝沼駅に近くなり、サーファーが見えます。今日は波があまり高くなく、サーフィンには物足りないようです。14:05 勝浦駅着、リーダーの挨拶の後、解散。15:26 千葉行きで帰宅
18:57 池袋駅着、3人揃って”青春18きっぷ”で改札を出ました。私たちもここで解散です。

駅近くで見つけた”ひらめ”です。
帰りは、千葉から快速東京行きに乗りました。私たちの近くにいた女性が「どちらへ行かれたのですか?」と聞いてきました。「千葉方面から、こんな登山姿で、ザック持って乗る人いませんよね」と笑いながら、猛暑日がないという勝浦へ行ってきたことを話しました。22日のTV番組「出没!アド街ック天国」を観たらしく、納得したみたいです。千葉の地元なのでTVを見たのでしょう。TVの影響は大きいですね。

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眺望がすばらしい 笠山・堂平山

2023年6月18日(日)晴れ

「外秩父七峰縦走ハイキング大会」がコロナで中断していましたが、今年から「TOBU×YAMASTA 外秩父七峰縦走ハイキング スタンプラリー」として開催されています。そのコースの一部を歩きます。5月の連休中に歩く予定でしたが、延期した山行です。
コースは、東武東上線小川町駅(バス)=皆谷バス停→萩平丁字路→笠山→笠山峠→堂平山→白石峠→白石車庫(バス)=小川町駅 歩程約4時間 3人で歩きます。
8:16 東武東上線小川町駅より白石車庫行に乗車
8:47 皆谷バス停(標高220m)着、身支度して出発

8:55 笠山登山口から車道を登ります。

9:05 車道から登山道に入ります。「外秩父七峰縦走」の案内を確認しながら進みます。友人がコロナ前「外秩父七峰縦走ハイキング大会」に挑戦していました。

また車道に出ました。松ノ木平展望台から、去年歩いた大霧山、秩父高原牧場が見えます。

9:35 萩平丁字路

これが元々あった道標でしょう「→笠山ニ至ル ←皆谷ニ至ル」と彫ってあります。

笠山山頂へ、登っていきます。

11:20 笠山の東峰着。
ここで先に休憩していた”七峰スタンプラリー”に参加している若いご夫婦に、写真を撮ってもらいました。今朝6時から走っているそうです。私たちも、昼食休憩にしました。彼らは先に出発していきました。

笠山の山頂は、東峰と西峰の2峰があります。ここは東峰(837m)です。西峰(842m)には笠山神社があります。ここから往復15分くらいらしいのですが、私たちは、何故か、行きませんでした。
12:00 午後の出発
12:25 笠山峠着
13:06 堂平山(875.9m)着。
昭和37年11月東京天文台・堂平観測所として開設されましたが、2000年に閉鎖、今は、「堂平天文台 星と緑の創造センター」として、宿泊施設になっています。

堂平天文台の前で、友人が持ってきてくれた氷入りの冷たいコーヒーで乾杯。笠山で写真を撮ってもらったご夫婦が、昼食休憩をしていました。
広々とした山頂は気持ちがいいです。

霞が濃くなっています。西武ドームが見えるのですが、わかりますか?

山頂の展望案内板に、八ヶ岳や蓼科山が見えるとなっていました。信じられなくて、でも良く見ると、峰が連なっているのはやはり八ヶ岳だと納得しました。空気が澄んでいる秋、冬にはもっとくっきり見えるのでしょう。その時期にまた来てみたいです。

13:35 下山開始。山道ではなく車道を下っていくと、パラグライダーが飛び立つところを見ることができました。堂平にはパラグライダースクールがあるようです。

  

パラグライダーが飛び立つのを見ていて長居をしてしまいました。再び、白石峠に向かって車道を下ります。
14:10 白石峠着。白石車庫まで1時間掛かります。バスは1時間に1本、15時10分のバスに間に合うように下ります。

道は歩きやすい道でした。途中から、小川に沿ってひたすら下りました。
私たちの後ろに女性のグループが歩いているようで、時々声が聞こえていました。途中の休憩は短めにしてもらいました。なにぶん時間がギリギリです。

15:08 白石車庫バス停(標高353m)着、何とか間に合いました。

私たちがバスに乗りこんだすぐ後、発車間際に女性4人のグループが乗ってきました。「1時間後だと、だいぶ遅くなるから、急がせてしまって」というリーダーらしき人の声が聞こえました。
15:10 小川町駅行きにバスに乗車。
15:46 東武東上線小川町駅より川越特急池袋行きで帰宅。

去年大霧山に行った時に、今度はあの天文台へ行こうと決めていました。外秩父七峰コースは、いくつかに分けて歩いていたので、堂平山はずっと前に歩いています。”堂平天文台 星と緑の創造センター”になる前です。それにしても、八ヶ岳が見えるとは思いませんでした。秋冬の空気が澄んでいる頃だったら、もっと感激ものです。高い山からの眺望は、何倍も気持ちをリフレッシュしてくれます。

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小尾瀬のたんばら湿原と鹿俣山

2023年6月10日(土)曇り

集合の上越線沼田駅は、尾瀬の玄関口として知っていました。若い時は、尾瀬に行くのに、夜中に着き、駅前で尾瀬方面の戸倉・大清水行きのバスに乗り換えました。2016年7月にも東京ハイキングで、至仏山に1泊で行った時も、ここから入りました。今日も東京ハイキングで、玉原湿原に日帰りで行きます。

たんばらセンターハウス前にあった玉原(たんばら)湿原の案内です(クリック・タップすると拡大表示します)
今日のコース予定は、沼田駅(バス)=たんばらセンターハウス→玉原湿原→水源コース→ブナ平→鹿俣山→ラベンダーパーク(バス)=沼田駅 歩程約4時間 総勢23名です。
集合は、沼田駅9:13着の電車です。バスは、沼田駅発9:20、たんばらセンターハウス着10:30の予定です。

10:30 リーダーからコース説明の後、出発。
歩き出してすぐに、「ぶなのわきみず」がありました。ブナの森は、緑のダム(天然のダム)と言われ、土壌に水分をたくさん蓄えた森です。その森でろ過された水が湧き出ています。湿原入口へ、ブナ平への分岐を通り過ぎて行きます。10:54 玉原湿原入口です。<玉原高原遊歩道案内マップ>沼田市観光協会の遊歩道PDFマップを表示します。
木道です。尾瀬を思い出します。

木道の傍にももうミズバショウは終わっていました。
水源ルートに入ると、足元注意です。11:44 <玉原湿原へ・長沢三角点>⇔<(ブナ平 経由)センターハウスへ>、歩いてきた<水源ルート>の分岐です。森に入ると新緑がきれいです。ハルゼミが鳴いていると、友人が教えてくれました。真夏に聞くセミとは違い低い鳴き声です。ハルゼミはあまり見られない珍しいセミらしいです。この夏、埼玉ではまだセミの声を聞いていません。
ブナ地蔵、ブナの木のお地蔵さまでした。12:00 ブナ平で、昼食休憩
湿り気を好むギンリュウソウがありました12:30 午後の出発スキー場のゲレンデに出ます。13:30 ゲレンデの上からの展望
玉原ダムの玉原湖と尼ケ秀山。浅間山が見えるのだそうですが分かりません。
スキー場から鹿俣山山頂への登山道にいた「オオミズアオ」という蛾です。
帰りの電車で、友人と「あの蝶は何というのだろうか?」と話していました。「あれだけ人がそばを歩いているのに逃げない。何故かな?」「もしかして、羽化したばかりで飛ぶことができないとか?」「あの蝶、怖かっただろうにね」など、たわいもない話をしてきました。帰って調べたら、珍しい蛾のようです。
(写真は友人が提供してくれました。)


14:10
 鹿俣山(1636.7m)着。ここで、参加者全員で集合写真を撮りました。私たちも3人で写真を撮ってもらいました。
山頂からの眺望は良くありません。台風が近づいています。明日は雨予報で、お天気がだんだんくずれてきています。
下山は、ブナ平への分岐まで来た道を戻りました。
15:30 ブナ平の分岐から、センターハウスに下山します。
朝、センターハウスから玉原湿原へ向かった道に出ました。
 
16:05 センターハウス着。
16:42 沼田駅行きバスに乗車、沼田駅まで約1時間10分です。
18:02 沼田から高崎行きで帰宅。

今日歩いたGPSログです(クリック・タップすると拡大表示します)
ラベンダーパークへは、まだラベンダーが咲いていないので、行かないことになりました。
湿原に入ると、小尾瀬と言われる玉原湿原だけに、何度か行った大好きな尾瀬を思いました。ブナやシナなどの森では、木々の緑と静けさに癒されました。また、珍しいハルゼミが鳴いていました。鹿俣山山頂からの展望は、よくありませんでしたが、次々と見えてくるものが変わりました。そして、あまりハイカーとも会いませんでした。
今日は電車・バスで往復約10時間かかり遠かったのですが、盛り沢山で静かな山行でした。

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何度でも大菩薩嶺!

2023年5月21日(日)曇り/晴れ
陣馬山へ行ったメンバーが大菩薩に行きたいと言い出し、その場で、日帰りで行くことと、行く日が決まりました。
4人とも大菩薩嶺が初めてではありません。私ですら4回目です。今日のコースは、中央線甲斐大和駅(バス)=上日川峠→福ちゃん荘→雷岩→大菩薩嶺→雷岩→賽の河原→大菩薩峠・介山荘→福ちゃん荘→上日川峠(バス)=甲斐大和駅 歩程約3時間35分です。
甲斐大和駅発の第1便のバスは8:10です。私は始発電車で行っても、甲斐大和駅に8:03着で、やっと間に合う時間です。
大菩薩嶺は人気のハイキングコースです。都心からそれ程遠くなく、新緑の今の時期どれくらい混むか分かりません。甲斐大和駅の階段の位置を調べ、なるべく早くバス停に行ける車両に乗って向かいました。そんなことが功を奏し、早くバスに乗ることができました。私たちがバスに乗車した後も、次々とハイカーが長い列を作っていました。
9:00 上日川峠、ロッジ長兵衛前着。バス料金は現金のみの扱いで¥1,020-でした。
9:10 身支度して上日川峠出発。帰りのバスの最終が15:45なので、いつもの調子でのんびり歩くのはダメですと、念を押して出発です。この時は、帰りは最終バスかなと考えていました。
登山道入口にあった案内板です。このコースを歩きます。新緑がきれいです。大菩薩はまだ早春です。9:35 福ちゃん荘着、これから唐松尾根を登ります。秩父多摩甲斐国立公園 大菩薩連嶺案内図右に行くとこれから登る唐松尾根、左は大菩薩峠下山してくる方向です。いたるところに蕾のミツバツツジや、咲き始めたツツジが見えます。霧がかかってきました。霧の中を登って行きます。若い人達が追い越していきます。でも、彼らは休憩の回数が多く、長い、結局、私たちの方が先に上に着きました。10:40 雷岩着、多くの人がいます。これから大菩薩嶺を往復します。10:55 大菩薩嶺(2056.9m)着。樹林に囲まれているので、展望はありません。なかなか霧が晴れません。霧の間から見える新緑もきれいです。霧が晴れてきました。明るい稜線が見えてきました。これが大菩薩の稜線です。11:20 神部岩付近で昼食休憩。多くのハイカーとすれ違います
  
賽の河原の避難小屋が見えてきました雲が近く感じます。はやり、大菩薩は2000m級の山です。
賽の河原です親不知の頭、上日川ダムの大菩薩湖、そして、富士山が見えるはずでした。12:30 大菩薩峠(1897m)着。ついに富士山は見えませんでした。12:50 介山荘から上日川峠に下ります。帰りの登山道もミツバツツジが沢山咲いていました。13:32 福ちゃん荘着。予定より早く着いたので、乾杯をすることにしました。持ってきたおつまみがテーブルに並んでいます。14:10 上日川峠、ロッジ長兵衛に戻りました。14:30 臨時バスで甲斐大和駅へ向かいました。今日はハイカーが多いので、バスは座席が埋まりしだい発車するようでした。
15:15 JR甲斐大和駅着。甲斐大和駅は無人駅です。改札は、Suicaの入・出場をタッチする機械があるだけです。
15:24 高尾行きで帰宅

4人とも登山歴何十年のベテランです。遊べるときは遊び、自制するときは自制する。概要を伝えるだけで、それに合うように動いてくれます。今回も時間通りに歩いています。さすがです。おかげさまで、焦ることもなく、時間を気にせず、楽しく歩くことができました。
次回も宜しくお願いしま~す!

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