夜叉神峠からの南アルプス

2022年10月30日 晴れ
20代のころ友人と南アルプスへ行く計画を立てたのですが、災害があってバスが止まってしまい、行けなかったことがありました。二人ともすでに休暇を取っていたので行き先を変え、中央アルプスの千畳敷カールへ行ったことがありました。それ以来、南アルプスは縁がないと、行くことがありませんでした。でも、夜叉神峠の名前がいつも気にかけていました。
今回ハイキングの会での山行があったので、参加することにしました。久しぶりの遠出です。特急あずさに乗るのもコロナがあったので、久しぶりです。いつもの仲間4人が揃って参加で、小旅行の気分です。
今日のコースは、甲府駅(バス)=夜叉人峠バス停→夜叉神峠・高谷山分岐→夜叉神峠→夜叉神峠・高谷山分岐→高谷山→夜叉神峠・高谷山分岐→夜叉人峠バス停(バス)=甲府駅 歩程3時間 総勢28名です。

7:00 特急あずさ1号新宿発で甲府に向かいます。
友人と私の二人は、立川駅から乗車です。
8:27 甲府着
バスに乗る前、甲府駅のバス停で会の受付を済ませました。バスを待っていると、お正月の七福神巡りで知り合った新人さんが、声を掛けてきました。
9:50 甲府駅発、バス2台に別れて全員座って出発です。都内では見られない車掌さんが乗っていました。車窓のガイドをしてくれました。観光バスではないのでマイクは無しです。そのため、後ろは良く聞こえなかったみたいです。

10:20 夜叉神峠バス停(1380m)着
「夜叉神峠・鳳凰三山」 登山口で出発を待ちます。
後ろで並んでいた、朝、声を掛けてきた彼女を呼んで一緒に歩くことにしました。

この辺りはもう紅葉は終わりのようです。歩きやすい道です。長い列になって歩きます。1本の木が5本に分かれているのですが、どの角度から撮っても4本しか写りません

11:50 高谷山と夜叉神峠の分岐

12:05  夜叉神峠(1770m)着、昼食休憩。
白峰三山がなかなかそろって顔を出してくれません。
農鳥岳(3026m)・間ノ岳(3189m)・北岳(3192m)

昼食後、写真を撮ったり、山の話をしたり楽しい時間を過ごしました。

12:30 高谷山へ向かって、皆さんが出発して行きました。
出発前に、リーダーから「高谷山へ行かなくて、残る人はいますか?」と聞かれたので、登っていた時に、皆さんについて歩くの大変と言っていた新人さんと私は、残ることにしました。
最初から高谷山へ行かないということを決めていたハイキングの会の大ベテランと、入会1年目の新人さんと、入会12年目の私の3人が残って、皆さんを見送りました。
日本で第二の高峰北岳の山頂が見えた一瞬です。

会の皆さんが出発して静かになった峠で、単独行の人たちが山に向かって座り、休憩をしています。この距離感がいいんだよね!夜叉神峠小屋ベテランの会員の方から色々な山の話を聞かせてもらい、新人さんを来月の山行もご一緒しましょうと誘いました。13:30 高谷山との分岐で皆さんと合流し、バス停へ下山です。

14:30 下りは早い、もうバス停に着きました。

14:40 バスで甲府駅に向かいました。帰りのバスは、私たちだけでなく下山してきた他の登山者も多く、立っている登山者で満員でした。
15:50 甲府駅着。
16:31 あずさ42号の指定で帰宅。

夜叉神峠の由来は南アルプス市観光協会のホームページをご覧ください
夜叉神峠の由来 

 

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見沼田圃と通船堀ルート

2022年9月3日(土)曇り
見沼田圃はさいたま市、川口市にまたがる約1260haの大きな緑地です。江戸時代に巨大な沼地が、新田が開発され、灌漑用水路が整備されていきました。また、通船堀の開通により、江戸と結ぶ見沼代用水流域の川船輸送が発達しました。現在でも見沼田圃には多くの緑地があり、公園化が進んでいます。

見沼通船堀はJR武蔵野線東浦和駅の近くにあり、何回か行ったことがあります。今日は、東浦和駅前のこの案内板のルートに従って歩きます。コースは、JR武蔵野線東浦和駅→①通船堀公園→附島氷川女体神社→②鈴木家住宅→水神社→③見沼通船堀→④木曽呂の富士塚→⑤川口自然公園→⑥見沼自然の家→⑦大崎公園→⑧浦和くらしの博物館民家園→念仏橋バス停→東浦和駅 歩程約4時間 1人で歩きます。
10:30 カメラを持って出発
駅前から通船堀へ坂を下って行くと標識があります東浦和駅近くの見沼通船堀西縁は工事中でした10:40 ①見沼通船堀公園 堀に沿ってある竹林

10:50 附島氷川女体神社11:00 ②鈴木家住宅。見沼干拓事業に参画し、享保16年(1731年)の見沼通船の許可が幕府から出され、高田家とともに通船の差配役を任じられました

11:10 水神社11:15 ③見沼通船堀東縁詳しくは、”埼玉県 見沼田んぼのホームページ”をご覧ください。
通船堀公園近くには水田があります。(2022年8月31日撮影)

11:30 ④木曽呂の富士塚 民家の後ろの木が茂っている小山です

詳しくは、”川口市のホームページ”をご覧ください。
見沼代用水東縁に沿って⑦大崎公園まで歩き、⑧浦和くらしの博物館民家園へ行きます電車が来ました。高尾山・奥多摩にハイキングに行く時に、武蔵野線の車窓からいつも見ている風景ですかつてこの辺りは水田だったかも知れません。多くの家庭菜園がありましたもう稲を天日干ししていました12:00 ⑤川口自然公園 大きな公園です 

12:22 ⑥見沼自然の家  ⑦大崎公園 植物園入口

見沼代用水東縁沿いの道からの分岐には標識があります。あまり人が歩かない道のようです。

国道463号にぶつかり、すぐに⑧浦和くらしの博物館民家園がありました。広い敷地です。日常使用されていた道具などを展示された建物もありました。ダイヤル式の黒電話が展示されていました。

ゆったりとした敷地に保存されている民家の一部です。

浦和くらしの博物館の前にJR東浦和駅への念仏橋バス停がありましたが、今日は歩きます。
国道463号を浦和方面へ、見沼代用水 西縁に沿って東浦和駅に向かって歩きます。
見沼代用水西縁沿いにあった案内板です。途中に、芝川第一調節池の工事をしていました。計画調節容量284万トンの洪水調節のための施設です。詳しくは、”埼玉県 芝川第一調節池について”をご覧ください。
14:00 JR武蔵野線東浦和駅に戻ってきました14:18 東京行きで帰宅

今日の歩いたGPSログです
今日は、ウオーキングコースとして書きました。
見沼田んぼは首都圏から近く、行きやすいところです。見沼田んぼに関するホームページにアクセスすれば、見なければならない、知らなければならない事柄がたくさんあるのが分かります。とてもこのブログに書けません。そのため、埼玉県、さいたま市、川口市のホームページにリンクさせてもらいました。興味を持たれましたら、ぜひアクセスしてみてください

見沼田圃に関するホームページ
さいたま市の半日観光ルートのホームページ
埼玉県 見沼田圃ホームページ
さいたま市見沼たんぼのホームページ
川口市のホームページ
◎埼玉県 芝川第一調節池について

 

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涼を求めて小仏城山へ

2022年8月14日(日)晴れ
昨日は関東地方を台風8号が通過し、今朝、電車が通常通り動くか心配しましたが大丈夫でした。
ハイキングの会で8月に城山を目指すのは、城山で大きなかき氷で涼をとることです。今日のコースは、高尾駅北口=日影バス停→城山北東尾根→城山→展望台→高尾山→いろはの森コース→日影バス停=高尾駅北口 日影バス停~日影バス停に戻ってきます 集合は高尾駅北口8時32分発のバス 歩程約4時間、総勢36名です。
日影沢バス停から日影林道に入るところで、受付をしました。
9:00 リーダーの挨拶の後、出発。
城山への北東尾根を登るには、日影沢を渡らなければなりません。台風8号の影響で沢が増水しているのではと心配しましたが、いつもより水量は多かったのですが、サポートをしてくれたので、靴を脱がなくても渡れました。急登が終わって休憩、皆さん何度も歩いているコースなので余裕があります。私もこのコースを何度も歩いていますが、「日影乗鞍621m」の標識は初めて見ました。上の方にあるので教えてもらわなければ気が付きません。昭文社の地図でも「道標がないバリエーションルート」の破線上に「621・」としか書いてありません。10:45 城山着、早いですが昼食休憩です。
城山は相変わらず混んでいます。大きなかき氷を食べている人もいます。いつもより長い昼食休憩ですので、早々と集まって出発を待ちます。11:30 午後の出発
高尾山は、都心に近く季節感がある山です。もう秋の気配を感じます。高尾山山頂ともみじ台の鞍部で小休憩。山頂への階段を上る人と、巻き道を行く人に分かれ、トイレのところで合流しました。13:05 1号路の分岐から、いろはの森を下山しました。
13:45 日影キャンプ場入口で解散
14:03 日影バス停より高尾駅行きで帰宅

旧甲州街道にある小下沢橋(こげさわばし)から見える小下沢の流れは、小さくても見ているだけで涼しくなりました。小下沢は小下沢橋をくぐって南浅川に合流します。

 

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雲が近い那須 茶臼岳

2022年7月30-31日(土・日)晴れ
突然、那須連山の三本槍岳に誘われました。参加するはずの方が、急に都合が悪くなったためです。早速、私が持っている山と高原地図「那須・塩原」の地図を出してくると、1987年版、35年前のでしたので、スマホに2022年版の「那須・塩原」の地図を購入・ダウンロードしました。
最初の計画は、31日早朝、宿の朝食を食べずにタクシーで宿を立ち、三本槍岳に向かうというものでした。計画を立てた本人が都合が悪くなり、4人が3人になったりしたので、予定を変更し、三本槍岳へ行くのを止め、計画を縮小することになりました。最終的に、宿で朝食を食べてから出発となりました。コースは、那須ロープウエイ山頂駅→茶臼岳→峰の茶屋跡避難小屋→朝日岳→峰の茶屋跡避難小屋→ロープウエイ山頂駅 歩程約3時間半です。同じ世代の3人で歩くことになりました。

7月30日 那須町湯本にある北区の保養所「しらかば荘」に宿泊。
7月31日 早朝、涼しい那須高原の別荘地を散歩しました。朝食後、9時前に宿からバス停に向かいました。昨日は見えなかった茶臼岳と朝日岳が見えています。9:18 仲町バス停から那須ロープウエイ山麓駅に向かいました。
9;52 那須ロープウエイ山麓駅着。切符売り場で「雷注意報が出ています。状況によってロープウエイは運行を取り止めますので、注意してください」と言われました。また、繰り返しアナウンスもしていました。
10:00 那須ロープウエイ山麓駅から山頂駅に向かいます。山頂駅まで4分です。
ロープウエイからの山麓駅です。駐車場に車が多く駐車しています。10:10 山頂駅を出発。夏休みに入った休日、家族連れが多くいます。
山頂駅でも雷注意報が出ていることを、アナウンスしています。山で雷が怖いのは良く分かっています。真っ青な空、白い雲、少し遠くには黒い雲の広がりが、不気味に思えてきます。

10:35 大岩で小休止、日差しが強い。山頂が近いです。

11:05 茶臼岳(1915m)着。3人の写真を撮ってもらいました。なぜか3人とも赤の登山シャツでそろっています。

那須岳神社で、女性に撮ってもらった写真はピースをしています。

左奥の山が那須連山最高峰 三本槍岳(1919.9m)、右の土の地肌が見えて尖っている山が朝日岳(1896m)です。

山頂近くで休憩、持ってきた果物や小食をとりました。ここで、雷が怖いので、朝日岳に行かず、早々に下山することを決めました。
那須連山の縦走路が見えます。赤い屋根が「峰の茶屋跡避難小屋」です。登山者が小さく見えています。

火口を回って、ロープウエイ山頂駅へ下りました。
やはり標高約2000m、雲が近くに感じます。

13:05 那須ロープウエイ山頂駅着
13:20 山頂駅から山麓駅へ下りました。
帰りのバスは1時間に1本です。バスの時間まで時間があるので、ビールで乾杯しました。
14:18 那須塩原行きのバスで、黒磯駅へ向かいました。途中、友人から「大雨注意報が出ているよ」と知らせてくれました。その後、バスはドシャブリの雨に降られました。もう少し長く山に居たら、私達は雷雨にあったかもしれません。
15:46 JR黒磯駅着。
16:16 宇都宮行普通電車で帰宅。途中渋滞になってしまい、予定より1本遅い電車になってしまいました。
次回は「三斗小屋温泉」に泊まり、三本槍岳に登ることを約束しました。

コロナ禍もあって、2000m~3000m級の山はしばらく登っていません。久しぶりの雲が近い山は、気持ちが良く、何度か行った北アルプスを懐かしく思い出しました。機会があったら、以前に登った北アルプスの山を、時間を掛けて歩けたらいいかなと思いました。

 

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未到達でした子ノ権現

2022年7月3日(日)曇り・雷雨
連日の猛暑のため、今日のリーダーが本来予定のコースを変更してくれました。レベルも4から3になりました。コースは、西武秩父線 西吾野駅→イモリ山→「天寺へ十二丁」→子ノ権現→小床→西吾野駅 歩程約4時間 総勢29名です。
今回も、暑さ用心をして参加しました。水を凍らせて持ってきました。ザックの中で、カメラがその凍ったペットボトルの近くにあったらしく、冷たくなってしまいました。そのため、カメラを取り出すと冷たく、レンズに水滴がついてくもってしまいました。
西吾野駅、霧が掛かっていたわけではありません。レンズが水滴でくもったためです。
いつもはハイカーが多いのに、猛暑のせいでしょうか、今日は少ないです。

9:35 リーダーの挨拶の後、出発
駅からの本陣山、霧の中の様です。レンズを拭いてもすぐにくもってしまいます。でも、面白い写真になりました。

駅からの坂道を下りて行きます。皆さん、もう何度も歩いている道です。

登山道に入りました。大岩があります。このところの暑さが少し和らいでいるので、助かります。カメラがやっとほぼ常温に温まったようです。

リーダーが短いサイクルで休憩を入れてくれるので、その都度水分補給です。休憩となると、凍らしてきた冷たい果物や、塩味のきゅうりが回ってきます。女性のリーダーの山行は、食べ物が次々出てきます。
10:10 森坂峠着。イモリ山と本陣山の分岐です。今日は本陣山へは行きません。10:50 イモリ山(430m)着。北側の山頂への急登を避けて、北東側からの尾根を登りました。イモリ山に着くあたりから雷の音がします。
雨が降ってきました。
11:30 「天寺へ十二丁」を過ぎたところで、上衣だけ雨具を着ました。雷雨がひどくなってきます。「天寺へ十二丁」に戻り、下山することになりました。
11:50 民家が見えてきました。雷雨に交じって、雹も降っています。農具用の小屋(?)が開いていたので、駆け込み、雨宿りしました。

12:18 少し雨が落ち着いたところで、「傘をさして駅に向かう」とリーダーから言われました。
カメラはザックの中です。道の脇を流れている小川は水かさが増し、濁流になっています。
12:45 西吾野駅に着きました。雨具の中も汗でびっしょりです。登山シャツもズボンも濡れています。登山靴の中も雨が入っています。着替えを持ってこなかったので、このまま着て乾かすしかありません。でも、寒くはありません。
13:02 飯能行きで帰宅

今日は帰る頃に雨に降られるかもしれないと思って、参加しました。あのタイミングで、下山を決めてくれて良かったです。本当にずぶ濡れになるところでした。
日帰りハイキングで、目的地へ着けず、帰ってきたのは初めてですが、納得です。

 

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