静かな山歩き陣見山

2022年5月29日(日)晴れ 猛暑
鐘撞堂山の地図を見ていて、いつも目にする山があります。長瀞北アルプスの陣見山です。いつか機会があったら行ってみようと考えていました。15日,22日と2週続けて多人数の山行だったので、静かに歩きたいと思い、友人を誘い2人で行くことにしました。
コースは、秩父鉄道樋口駅→榎峠→陣見山→大槻峠→虎ヶ岡城址→波久礼駅 歩程約4時間、集合は暑くなる予報なので、樋口駅8時57分着の電車にしました。
今日の天気予報は、”5月としては記録的な高温になります”です。2人とも早い電車で来たので、樋口駅8時26分に着いてしまいました。
8:30 樋口駅は無人駅になっていました。すぐに出発。

秩父はいつも花があふれています。家の石垣にはサボテンの花が咲いていました。

車道を登っていくと登山道がありました。

間もなく車道に寸断され、再び登山道に入るところで、「直進は×」、「陣見山方向は➡〇」の看板があったので、〇の方向へ歩きました。でも、車道歩きで、陣見山の登り口まで来てしまいました。結局、榎峠に行きませんでした。途中、車道から登山道への登り口を探しながら歩いたのですが、見付けられませんでした。
9:43 陣見山への登り口です。「陣見山 北武蔵ハイキングコース」と書いてありました。

榎峠からの道

長瀞八景の案内やっと本来の登山道です。葉が茂って風が涼しく感じます。

本庄市でしょうか、榎峠への道のそばに「本庄市」という看板がありました。今日はまだハイカーと1人も会いません。念のため、”熊よけ鈴”を鳴らして歩くことにしました。
10:22 陣見山(531m)着、展望はありません。テレビ埼玉のアンテナがたっていました。急な下りです。長瀞北アルプスは急登、急降下が多くあり、ロープが張ってあります。
この後、初めてハイカーが1人、私たちを追い越して行きました。

コアジサイです。6月、雨の季節が近いです。

11:38 虎ヶ岡城址着、誰もいません。ずっと展望が無かったので、東屋にザックを放り出して、遠くの山々を眺めました。

男体山がうっすらと見えているはずです。

昼食を食べていると、円良田特産センターの方面から女性が1人と、2人連れが登ってきました。いずれも地元の人達でした。鐘撞堂山は、すごく混んでいると話していました。
12:20 波久礼駅へ下山開始。日向に出ると暑い、猛暑予報の今日、熊谷はどれくらいの暑さになっているでしょうか。
波久礼駅までは、カタクリを見に来た時に歩いた道です。途中にあるこの道を少し下ったところがカタクリの群生地です。

3月末に歩いたときは、日差しが降り注いで明るい道でしたが、すっかり葉が生い茂り、日影を作り、涼しい風が吹いています。印象が変わって初めて歩く道の様です。

13:27 秩父鉄道波久礼駅着。朝が早かったので、いつもより1時間以上早い下山となりました。

13:53 羽生行きで帰宅。

榎峠に行かなかったことが気になります。看板に×と〇が書いてあったところの判断です。ネットにあった榎峠に行く途中に、崩れているところがあるとあった場所のようです。崩れたところを歩くのは自己責任、車道を回るように書いてあるというところのようです。看板のところまで戻ろうかと迷ったのですが、登山道に戻れるところがあると思い、車道を歩き続けました。でも、見つけられませんでした。次回は自己責任で直進します。

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ツツジが導いて大霧山

2022年5月8日(日)晴れ/曇り
今日はゴールデンウィーク最終日です。外秩父七峰縦走ハイキングコースの大霧山へ、4月10日の「鉄五郎新道」のメンバーに1人加わり、フルメンバーの4人となって、歩くことにしました。
コースは、東武東上線小川町駅(バス)=橋場バス停→粥新田峠→大霧山→旧定峰峠→定峰峠→白石車庫バス停(バス)=小川町駅  歩程4時間20分です。東武東上線小川町駅に、8:14発の白石車庫行のバスに間に合うように集合です。
私たちは、バス時間より約30分早く小川町駅に集合していました。
バスはハイカーで超満員です。登山口のあるバス停で、ハイカーが下車していきます。橋場バス停でも、私たちの他にも数グループが下車しました。
8:50 橋場バス停を出発。道路を横切り、大霧山・粥仁田峠方面へ向かいます。
初めは車道を登ります。9:02 外秩父七峰縦走ハイキングコースの案内のところから山道に入ります。再び車道に出ると、庚申塔がありました。この道は秩父往還の歴史のある道の一つなのでしょう。再び外秩父七峰縦走ハイキングコースの案内です。9:35 山道に入ります。歩きやすい道が続いていました。10:06 粥新田峠着、ここで小休憩。(粥新田かいにだ-昭文社「山と高原地図」の表記。道標は粥仁田峠となっていました)登山道に沿って、山頂までヤマツツジがたくさん続いて咲いていました。途中ですれ違ったハイカーが、私たちが写真を撮っているのを見て、ツツジをバックに、4人の集合写真を撮ってくれました。11:10 大霧山(766.7m)着、昼食休憩曇っています。霞が掛かってあまり眺望が良くありません。冬の澄んだ空の下では大展望でしょう。
大霧山展望案内です。浅間山 遠くにうっすらと見える山です。両神山。右の木の後ろにお見える、ギザギザの山並みです。11:50 山頂で、4人の集合写真を撮ってもらって出発です。
有刺鉄線柵の向こうに新緑の山々山頂を過ぎるとツツジはありませんでした。12:38 旧定峰峠着。経塚バス停に歩程を短くして早く下山できますが、私たちは予定通り、白石車庫へ向かいます。
金網越しに堂平山の天文台、剣ヶ峰が見えます。13:25 定峰峠、白石車庫が近づいてきました。バイクの音がします。

午後は赤い色がありません。静かな色彩の中を歩きました。午前中の赤いツツジの花は、気持ちを高揚させてくれました。13:35 定峰峠着。小休憩の後、白石車庫バス停へ下山。
14:23 白石車庫バス停着
15:10 小川町駅行きバスに乗車。バスはハイカーでほぼ満員で発車しました。登山口が近いバス停に停車する度に、ハイカーが乗り込んできます。駅に着くまでには超満員でした。
16:14 東武東上線小川町駅より急行池袋行きで帰宅

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新緑と芝桜の丘の羊山公園

2022年4月23日(土)晴れ
ハイキングに一番良い季節です。冬の2月に日向山を登るので、この駅に下りました。春になり、良いお天気なのですが、武甲山は霞が掛かってすっきりと見えません。
今日のコースは、西武秩父線横瀬駅→思索の森→芝桜の丘→羊山公園→牧水の滝→西武秩父駅 歩程3時間、総勢34名、横瀬駅10時集合です。
10:05 西武秩父線横瀬駅を出発西武線のガードをくぐり、宇根地区に出ます。新緑の中に白壁土蔵がある歴史を感じさせる秩父ですが、何かざわめきも感じます。「芝桜の丘」への多国言語で書かれた看板が、コロナ自粛の無いゴールデンウイーク到来を告げています。思索の森に入りました。
新緑の中を歩きます。新緑の萌黄色が見られるのも束の間です。12:15 「芝桜の丘」着、宇根口から入りました。すでに行楽客が多く見えます。「芝桜の丘」が見渡せる丘から、西武秩父駅からの中央口方向です。
手前の芝桜はまだ蕾でした。ゴールデンウイークには満開になっているでしょう。中央口近くから武甲山をバックに「芝桜の丘」を一望、白い芝桜がハート型に植えられているのが良く分かります。13:15 中央口から牧水の滝へ向かいます。
13:40 牧水の滝で小休憩。西武秩父駅に向かいました。
13:55 西武秩父駅近くで解散
14:07 飯能行きで帰宅

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岩団扇の花を求めて鉄五郎新道へ

2022年4月10日(日)晴れ
田中澄江さんの「花の百名山」で、大岳山にイワウチワが咲くと知り、いつか見に行きたいと思っていました。
「奥多摩、イワウチワ」と検索すると、鉄五郎新道が出てきました。ちょうど会でも9日土曜日に「鉄五郎新道~大塚山」の山行がありました。でも、前回一緒だった友人2人は、土曜日はハイキングに参加できません。そのため、翌日の今日、2人を誘って3人で行くことにしました。ただし、私たちは会の山行より歩程を短く計画しました。
コースは、JR青梅線古里駅→寸庭橋→金毘羅神社→広沢山→大塚山→富士峰園地→御岳登山鉄道御岳山駅(ケーブル)=滝本駅(バス)=JR御嶽駅 歩程約4時間です。
集合は古里駅8時55分だったのですが、1本電車が遅くなってしまい、9時35分になってしまいました。
9:40 身支度して、すぐに出発。
私達3人は初めての鉄五郎新道です。GPSでスマホの地図を見ながら歩きます。駅の周囲は、山も麓も、桜や色とりどりの花が満開です。
多摩川に架かる寸庭橋を渡ります。寸庭橋を渡り、地図を確認していると、休憩をしていた、私たちと同年代と思われる女性が、話し掛けてきました。「どこでこの道を知ったの? 花が少なくなって!」と嘆いているようでした。彼女は、何度もこの鉄五郎新道を歩いているようでした。古里駅から登山口まで、色とりどりの花に会え、3人ともここまでだけでも十分満足というくらい、春を満喫していました。
10:20 登山道に入りました。これからは1本道です。地図では大塚山まで2時間です。
金毘羅神社の鳥居です。広沢山までの急登の始まりです。金毘羅神社の社で、氏子の方達が「祭りなので」と準備をしていました。ミツバツツジがいたるところで咲いていました。登りが急です。3人とも黙々と登っていきました。
岩陰に小さい花を見付けました。私たちが「イワウチワではないか」と話していると、後ろから来た男性が「イワウチワ」と教えてくれました。
山に咲く花は小さいです。でも写真はアップで撮るので大きく写っています。写真のイメージが強いと、大きさがつかめない時があります。イワウチワも、淡いピンクの小さい、かわいい花でした。
友人が「イワカガミに似ている」というので、ネットで調べると
「イワウチワ(岩団扇、学名:Shortia uniflora)は、イワウメ科イワウチワ属の多年草。
葉は同じ科のイワカガミ属イワカガミと非常に似ている。(ウィキペディアより)」
とありました。
12:25 広沢山山頂少し手前でしたが、昼食休憩にしました。私たちはたくさんのイワウチワを観ることができ、疲れてしまっていました。
12:48 午後の出発。
13:00 広沢山(848m)着。ここから大塚山までは歩きやすい道でした。13:35 大塚山(920m)着富士峰園地へ向かいます。ここでもツツジがきれいです。13:50 富士峰園地のカタクリの群生です。14:10 ケーブルの御岳山駅着。駅前で休憩、持ってきたつまみを出して、ビールで乾杯しました。3人とも大満足の山行でした。誘った私としても、二人が喜んでくれて嬉しかったです。

下山するケーブル駅がハイカーで混んでいました。ケーブルは、臨時ダイヤでピストンで運行していました。ケーブル下の滝本駅から御嶽駅までのバスも、臨時が出ていました。
15:36 JR青梅線 御嶽駅よりホリデー快速おくたま2号で帰宅

ネットは情報を誰でも発信出来て便利です。でも、それが迷惑になることもあります。
今日会った女性が言うように、今まで静かに山に咲く花を楽しんでいたのに、人が多くなると、にぎやかになり、どうしても踏み荒らされてしまいます。彼女の嘆きを聞いて、今日、来て良かったかナアと考えてしまいます。
私は、いつも山を歩いた時、GPSログを記した地図を載せていました。でも、最近載せないのは、載せられたら迷惑が掛かる人がいるかもしれないと分かったからです。
今日会った女性は、ずっと私たちから距離をとって歩いていました。本当に静かな山で、ご自分の世界の中を歩くのを、楽しんでいらっしゃるのでしょうね!

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鐘撞堂山とあんずの里とかたくり

2022年3月27日(日)晴れ
3年前の3月末、友人と鐘撞堂山から、美里町のカタクリの群生地へ行き、感動して帰りました。その時の友人と、またカタクリを見に行くことにしました。
今日は3人で歩きます。3人それぞれ東武東上線の駅から同じ電車に乗車、車内で合流しました。
9時12分寄居駅着、今日のコースは、東武東上線寄居駅→八幡神社→八幡山(210.6m)→鐘撞堂山(329.8m)→円良田あんずの里→円良田特産センター→虎ヶ岡城址→美里町カタクリ群生地→<尾根道>→秩父鉄道波久礼駅 歩程約4時間です。
今週は冷え込みました。カタクリの開花が遅れているのではないかと心配です。前に行った時は、桜が満開を少し過ぎた頃でした。埼玉は桜が、まだ、満開になっていません。

9:25 寄居駅を出発。国道140号線に出て、八幡大神社に向かいます。
寄居町の桜も咲き始めています。10:00 八幡大神社で身支度をして出発。木々の葉がまだ茂っていないので、寄居の町が木の間から見えています。地元の人でしょうか、親子で走っていきました。10:18 八幡山(210.6m)着ツツジが咲いています。つぼみがたくさん付いたツツジの木が、多くありました。日当たりの良い南斜面には小さなスミレです。登山道の脇に、カタクリを見付けました。注意して歩いていると、鐘撞堂にもカタクリが多く咲いています。頂上が近づくにつれて、桜が咲き始めています12:10 鐘撞堂山(329.8m)着、昼食休憩。いつもよりハイカーが少ないようです。山頂からは、雪の浅間山、上越の山が見えました。山頂の桜はまだ開いていません。12:40 午後の出発、円良田あんずの里へ向かいます。
あんずの里なので、多分、アンズの木でしょう。花が咲き始めています。13:25 円良田特産センターで小休憩
群生地へ向かう途中、カタクリを見に行った帰りのハイカー達とすれ違いました。
14:10 美里町の「カタクリ群生地」の看板です。
カタクリは、まだ咲いていませんでした。前に来た時には、この辺りいっぱいにカタクリが咲いていました。咲いているカタクリを見付けました。カタクリはまだ少ししか咲いていませんでした。来週末になれば、咲いているカタクリの群生が見られるでしょうか。それとも、もっと遅くなるのでしょうか。天候次第でしょうが、花の見頃に合わせて来ることは難しいです。
14:20 秩父鉄道波久礼駅へ尾根道を歩きます。
15:26 秩父鉄道波久礼駅着。
15:24発の電車を駅近くで見送りました。15時台の電車は、上下線とも1本づつしかありませんでした。
そして、やっと、秩父鉄道でSUICA、PASMOが使えるようになりました。波久礼駅は無人駅になっていました。
16:08 羽生行きで帰宅。

小さいカタクリの写真を撮る時は、膝を着いて、カメラを地面すれすれまで低くして安定させ、アップで撮るので時間が掛かってしまいます。カタクリはどこも保護しています。どこからでも入って、近づいて踏み荒らすことはできません。良いポジションを探しながら撮る。個人山行だからできることです。

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