雪山を望む男衾自然公園-天神山

2022年1月29日(土)晴れ
いつもは東武東上線の終点寄居駅下車か、秩父鉄道に乗り換えることが多いのですが、今日の集合は、東上線の終点から3つ手前の男衾(おぶすま)駅9時30分です。友人と東上線朝霞台駅で落ち合いました。
今日のコースは、東武東上線男衾駅→男衾自然公園→堂ノ入山(171m)→たかんど山→天神山(173m)→東武東上線鉢形駅 歩程3時間 総勢44名です。
9:40 リーダーの挨拶、ストレッチの後出発。
改札への階段が透明な壁の男衾駅です。

男衾自然公園に向かっている途中に、梅が咲いていました。10:10 男衾自然公園入口にあった”男衾公園案内図”堂ノ入山に向かう途中に、振り返って見えた山々
日光白根山、中禅寺湖から何度も見ている男体山、日光の山々

山頂が雪に覆われ、どっしりとした赤城山、赤城山と榛名山の間に谷川岳、苗場?

榛名山の左に草津白根山、浅間山いつも高尾や、奥武蔵から見えている山々と違います。
堂ノ入山の山頂へ向かって登ります。男衾自然公園は丘陵です。

10:35 堂ノ入山頂(171m)着。ここで集合写真を撮りました。

展望台と仙元神社16日の宝登山の続きで、ロウバイが咲いていました。

10:50 六道の辻、六方向への道があります。高札には次のように書いてありました。
「鎌倉街道上道の裏街道とも言われる言い伝えがあり、生活道とか旅人の道・行商の人等の沢山の人々が利用していました

この辻は六方向に向かって行くことができる重要な拠点でした。民人の利用者が多いので、管理は幕府からの指示で村落の役人が高札場(立て札)にして、管理していました。
江戸時代の前期に立て札を使って、封建道徳・治安維持・切支丹の禁止・百姓一揆の禁止等を記して掲げられていました
六道の辻からは
①牟礼を通って小川嵐山方面
②富田谷津に出て竹沢方面
③富田谷津から寄居・秩父方面
④富田谷津から鉢形・児玉方面
⑤富田下郷から塚田(赤浜)深谷・高崎方面
⑥富田下郷から今市・熊谷方面
へと、それぞれの目的地へと行くことができました」
こんな丘陵の中に、人の移動が自分の足で歩く時代に、今の車中心とは全く違う時代にできたこの道は、かつて、多くの人々が往来していた歴史がありました。
11:10 たかんど山(193m)。リーダーお手製の、私達のための標識です。11:25 再び六道の辻に戻りました。
男衾自然公園入口に戻って、天神山へ向かいます。12:30 途中で昼食休憩
13:00 午後の出発
13:10 天神山(173.8m)着

これから、川の博物館へ向かいます。14:25 東武東上線鉢形駅着、解散。この駅もユニークです。

鉢形駅の駅長室、のれんが掛かっていました。

駅でおやつを食べたり、おしゃべりをしたり、長い休憩をしました。
15:12
 小川町行きで帰宅。

寄居町の男衾自然公園と天神山、初めて訪れました。
遠く、真っ白な雪の山々を見るのは感激でした。今、真冬の澄んだ真っ青な空に、真っ白い雪山が見られるのはこの時期だけです。もう少しすると立春、霞が掛かってきます。本格的な冬山へは行けませんが、行った気分を味わえました。
眺望の雪の山名は、山に詳しい友人ご夫妻に教えてもらいました。

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臘梅の宝登山

2022年1月16日(日)晴れ
ロウバイが咲く宝登山に行きたいと友人を誘ったところ、一緒に行くことを快諾してくれました。東武東上線寄居駅より、秩父鉄道野上駅9時48分着の電車で行くことにしました。
今日のコースは、秩父鉄道野上駅→万福寺→天狗山分岐→氷池分岐→野上峠→小鳥峠→奈良沢峠→宝登山→寶登山神社→長瀞駅 歩程約3時間30分です。今日も冬晴れの良いお天気です。
9:55 野上駅から数組のグループが、先に出発していきました。ほとんどの登山者が長瀞アルプスへ向かいます。私たち2人も、身支度してすぐに出発しました。
国道140号に出ると、”長瀞アルプス”の案内板が見えます。南向山萬福蜜寺を過ぎると登山道に入ります。冬なのに日影でも暖かく、気持ちの良い山行になりそうです。
1月に来ていた時はいつも雪が残り、ここでアイゼンを付けていました。しかし、今日は、道は凍っていません、乾いています。葉が落ちた木の長い影が、登山道に伸びています。木々の間から長瀞の町が見えます。いかにも冬の山道です。
歩きやすい道です。11:12 奈良沢峠着。宝登山への登り口まで車道を歩きます。「毒キノコに注意」の案内板がある宝登山への登り口です。宝登山山頂までの階段状の急登です。11:52 宝登山着味わいのある手書きの秩父の山の案内板です。突き出た武甲山が正面見えます。山頂付近は、ロウバイがたくさん咲いていました。両神山が見えます。臘梅園には和臘梅、素心臘梅、満月臘梅があります。これは素心臘梅、甘い好い香りがしました。
梅百花園では紅梅が咲き始めていました。12:15 臘梅や早咲きの梅を楽しんで、ロープウェイ駅近くで昼食休憩
12:50 下山開始、友人が先になって登山道を一気に下りました。
13:40 長瀞駅まで下りてきました。いつもはこのまま電車に乗ってしまうのですが、今日はお土産物屋さんへ行くことにしました。豆屋さんでお茶といただき、お土産を買ってきました。土産物屋街を歩くのは久しぶりです。お土産を持って、駅に向かっていると、今日登った宝登山が正面に見えています。

14:00 秩父鉄道長瀞駅着。切符を買って構内に入ります。
14:12
 羽生行きで帰宅

ロウバイの季節にしか来たことのない私と違い、友人は1年を通して何度も宝登山に来ています。彼女は宝登山のことは詳しく、桜、紫陽花、もみじ・・・四季折々の様子を、歩きながら話してくれました。自分が行きやすく、歩くことを楽しめる山を見付け、四季を通して楽しむ、私もそんな風に山を楽しみたいと思いました。彼女とは季節を変えて一緒に来ようと約束をしました

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2022年歩き初め 子ノ権現・竹寺

2022年1月9日(日)晴れ

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

私の2022年ハイキングの歩き初めは、子ノ権現・竹寺です。
子ノ権現へは、私は2009年1月に友人と初めて歩いてから、何度かハイキングの会でも来ています。

今日のコースは、西武秩父線西吾野駅→小床峠→子ノ権現→竹寺→小殿バス停=飯能駅 歩程約3時間30分 総勢34名、9時20分集合です。
西吾野駅は他のグループもいて、相変わらず賑わっています。誰もいないホームと枯草、今日も寒いです。9:45 リーダーの挨拶、ストレッチの後、出発。
歩くとあつくなってくるので、登山口で少し薄着になって歩くことにしました。思わず巨樹を見上げてしまいます。6日に関東に雪が降ったのですが、奥武蔵は雪も雨も降らなかったらしく、登山道はカラカラに乾いて、土ほこりでズボンのすそが白くなってしまいます。冬の日差しは低く、柔らかい奥武蔵は常緑樹が多く、杉林の中を登って行きます。
樹齢800年といわれる二本杉がこのようになっていました。2009年に撮った写真(右)では、青々と茂っている二本の杉の木が写っていました。

 

 

 

 

 

山門の向こうから仁王様が、遅い私たちを睨んでいます。11:50 子ノ権現着。
今年も安全にハイキングを楽しめますようにと、お願いしてきました。
本堂の前の大草鞋の前で、集合写真を撮りました。
幸福と長寿の縁起の良いお正月の花、福寿草が咲いていました。12:00 昼食休憩奥武蔵の山々にも雪はありません。12:30 午後の出発。2020年に来た時に、登山道が崩落していた処は、まだ復旧していませんでした。13:50 竹寺着。水屋が新しく屋根が掛かっていました。みなさん、甘酒や、お団子などを楽しんでいました。14:10 竹寺を出発
15:15 小殿バス停着
15:34 飯能行きバスで帰宅

東京は6日に雪が降りました。私の住んでいる街でも日影には、このところの寒さで、まだ凍った雪が残っています。
今日の登山道は、乾いて、霜柱すらありませんでした。6日には、雨雲がここまで掛からなかったようです。
冬のハイキングはアイゼンが必携です。今日もザックに入れてきましたが、必要ありませんでした。

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初冬の藤野~名倉金剛山~鶴島金剛山

2021年12月4日(土)晴れ
藤野駅から南の方向を見ると、山腹に”緑のラブレター”が見えます。藤野はアートの町つくりをしています。今日は、JR藤野駅→藤野芸術の道→高倉山→名倉金剛山→鶴島金剛山→JR上野原駅を歩きます。歩程4時間、藤野駅9時40分集合、総勢23名で歩きます。駅前で、リーダーからコースの説明、ストレッチの後
10:00 出発。藤野駅から町中を抜ける坂を下ります。

相模川に架かる弁天橋を渡り、野菜直売所へ寄り、”芸術の道”へ入ります。道に沿って大きなオブジェがいくつもあります。”藝術の道”は野外アート展示会場です。

葛原神社に向かって歩いていると、道は茶色の枯れた草木の冬色です。

これから行く高倉山の直下に”山の目”のオブジェがあります。

11:00 葛原神社着、小休憩

11:30 高倉山登山口、リーダーが下見に来た時は、草ボウボウだったのを刈ってくれたのだそうです。

11:45 高倉山(378.8m)着

12:00 「高倉見晴らし」で昼食休憩、木々の葉は全て落ちています。

12:30 午後の出発
名倉金剛山の登山口で、リーダーが案内板を見ながらコースの説明をしてくれました。
名倉金剛山から先の鶴島金剛山は、私たちが良く使う”山と高原”地図には載っていません。このあたりは行政区分が入り組んでいます。名倉金剛山は神奈川県相模原市ですが、先の鶴島金剛山は山梨県上野原市です。この案内板は相模原市が設置したようで、山梨県側のことは書いてありませんでした。

紅葉が残っています

12:45  太陽が随分低いです、やはり冬です。

13:10 名倉金剛山には祠がありました。

影が長くなっています。

13:30 鶴島金剛山(491m)着。狭い山頂ですがここで集合写真を撮りました。山梨県上野原市です。相模川が見えます。ここから急降下です。

一人ずつロープを頼りに下りて行きます。落ち葉に足が沈みます。

下山後、古峯神社 、青苔寺で小休憩しました。
15:15  JR上野原駅で解散
15:50 東京行きで帰宅

初冬の藤野の里山歩きでした。たくさんの落ち葉が山道を覆っています。落ち葉が乾いているので、歩くたびにふかふかの枯れ葉がカサコソと音がし、足が枯れ葉に沈みました。これだけの落ち葉があるのは、きっと新緑の頃は、きれいな萌黄色の若葉がたくさん見ることができるのでしょうね。

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金ヶ嶽から400年の歴史のみかん山へ

2021年11月28日(日)晴れ
今日は、5月に友人と行った小林山のみかん園へ行きます。コースは。秩父鉄道野上駅→法善寺→金ヶ嶽→植平峠→葉原峠→小林山→みかん山→波久礼駅 歩程4時間30分 総勢19名、野上駅10時集合です。
10:15 出発、野上駅は長瀞アルプス、宝登山を登るので何度か来ています。ほとんどのハイカーは宝登山へ向かいます。私たちは秩父鉄道の線路を渡り逆方向へ歩きます。
あの山が、金ヶ嶽です。高砂橋から荒川ライン下りが見えるのですが、この時間ではまだ運行していません。10:30 金ヶ嶽の登山口である、春日神社に着きました。社は金ヶ嶽山頂にあります。鳥居をくぐると、紅葉のもみじが目に入ってきました。こちらは黄色です。山頂へ向かいます。11:15 金ヶ嶽(373m)着、標識も山名のプレートもありません。山頂の裏に春日神社の社がありました。ここで集合写真を撮りました。歩きやすい道です。11:55 植平峠着12:00 葉原峠で昼食、日だまりを見付けて昼食休憩です。
今日は初めてご一緒する会員も何人かいらっしゃって、いつもと違って静かです。
12:30 午後の出発
12:45 小林山(538.6m)に着、みかん園へ下ります。今年5月30日に、友人と酔狂に蜜柑の花を見にここに来ました。
その時に撮った蜜柑の白い花です。いっぱい咲いていた花がたくさん実を付けています。みかん園で休憩、さっそく”ちいさいみかん”を買いました。休憩後、波久礼駅へ向かうのですが、道すがら各ミカン園の売店に立ち寄りお買い物、収穫中の採りたてのゆずも、調理の仕方を教えてもらってお買い物、ザックが重くなっています。
寄居の町が見えます。雲一つありません。左の大きな建物は「かんぽの宿 寄居」です。14:50 波久礼駅で解散
14:55 羽生行きで帰宅

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