雲が近い那須 茶臼岳

2022年7月30-31日(土・日)晴れ
突然、那須連山の三本槍岳に誘われました。参加するはずの方が、急に都合が悪くなったためです。早速、私が持っている山と高原地図「那須・塩原」の地図を出してくると、1987年版、35年前のでしたので、スマホに2022年版の「那須・塩原」の地図を購入・ダウンロードしました。
最初の計画は、31日早朝、宿の朝食を食べずにタクシーで宿を立ち、三本槍岳に向かうというものでした。計画を立てた本人が都合が悪くなり、4人が3人になったりしたので、予定を変更し、三本槍岳へ行くのを止め、計画を縮小することになりました。最終的に、宿で朝食を食べてから出発となりました。コースは、那須ロープウエイ山頂駅→茶臼岳→峰の茶屋跡避難小屋→朝日岳→峰の茶屋跡避難小屋→ロープウエイ山頂駅 歩程約3時間半です。同じ世代の3人で歩くことになりました。

7月30日 那須町湯本にある北区の保養所「しらかば荘」に宿泊。
7月31日 早朝、涼しい那須高原の別荘地を散歩しました。朝食後、9時前に宿からバス停に向かいました。昨日は見えなかった茶臼岳と朝日岳が見えています。9:18 仲町バス停から那須ロープウエイ山麓駅に向かいました。
9;52 那須ロープウエイ山麓駅着。切符売り場で「雷注意報が出ています。状況によってロープウエイは運行を取り止めますので、注意してください」と言われました。また、繰り返しアナウンスもしていました。
10:00 那須ロープウエイ山麓駅から山頂駅に向かいます。山頂駅まで4分です。
ロープウエイからの山麓駅です。駐車場に車が多く駐車しています。10:10 山頂駅を出発。夏休みに入った休日、家族連れが多くいます。
山頂駅でも雷注意報が出ていることを、アナウンスしています。山で雷が怖いのは良く分かっています。真っ青な空、白い雲、少し遠くには黒い雲の広がりが、不気味に思えてきます。

10:35 大岩で小休止、日差しが強い。山頂が近いです。

11:05 茶臼岳(1915m)着。3人の写真を撮ってもらいました。なぜか3人とも赤の登山シャツでそろっています。

那須岳神社で、女性に撮ってもらった写真はピースをしています。

左奥の山が那須連山最高峰 三本槍岳(1919.9m)、右の土の地肌が見えて尖っている山が朝日岳(1896m)です。

山頂近くで休憩、持ってきた果物や小食をとりました。ここで、雷が怖いので、朝日岳に行かず、早々に下山することを決めました。
那須連山の縦走路が見えます。赤い屋根が「峰の茶屋跡避難小屋」です。登山者が小さく見えています。

火口を回って、ロープウエイ山頂駅へ下りました。
やはり標高約2000m、雲が近くに感じます。

13:05 那須ロープウエイ山頂駅着
13:20 山頂駅から山麓駅へ下りました。
帰りのバスは1時間に1本です。バスの時間まで時間があるので、ビールで乾杯しました。
14:18 那須塩原行きのバスで、黒磯駅へ向かいました。途中、友人から「大雨注意報が出ているよ」と知らせてくれました。その後、バスはドシャブリの雨に降られました。もう少し長く山に居たら、私達は雷雨にあったかもしれません。
15:46 JR黒磯駅着。
16:16 宇都宮行普通電車で帰宅。途中渋滞になってしまい、予定より1本遅い電車になってしまいました。
次回は「三斗小屋温泉」に泊まり、三本槍岳に登ることを約束しました。

コロナ禍もあって、2000m~3000m級の山はしばらく登っていません。久しぶりの雲が近い山は、気持ちが良く、何度か行った北アルプスを懐かしく思い出しました。機会があったら、以前に登った北アルプスの山を、時間を掛けて歩けたらいいかなと思いました。

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未到達でした子ノ権現

2022年7月3日(日)曇り・雷雨
連日の猛暑のため、今日のリーダーが本来予定のコースを変更してくれました。レベルも4から3になりました。コースは、西武秩父線 西吾野駅→イモリ山→「天寺へ十二丁」→子ノ権現→小床→西吾野駅 歩程約4時間 総勢29名です。
今回も、暑さ用心をして参加しました。水を凍らせて持ってきました。ザックの中で、カメラがその凍ったペットボトルの近くにあったらしく、冷たくなってしまいました。そのため、カメラを取り出すと冷たく、レンズに水滴がついてくもってしまいました。
西吾野駅、霧が掛かっていたわけではありません。レンズが水滴でくもったためです。
いつもはハイカーが多いのに、猛暑のせいでしょうか、今日は少ないです。

9:35 リーダーの挨拶の後、出発
駅からの本陣山、霧の中の様です。レンズを拭いてもすぐにくもってしまいます。でも、面白い写真になりました。

駅からの坂道を下りて行きます。皆さん、もう何度も歩いている道です。

登山道に入りました。大岩があります。このところの暑さが少し和らいでいるので、助かります。カメラがやっとほぼ常温に温まったようです。

リーダーが短いサイクルで休憩を入れてくれるので、その都度水分補給です。休憩となると、凍らしてきた冷たい果物や、塩味のきゅうりが回ってきます。女性のリーダーの山行は、食べ物が次々出てきます。
10:10 森坂峠着。イモリ山と本陣山の分岐です。今日は本陣山へは行きません。10:50 イモリ山(430m)着。北側の山頂への急登を避けて、北東側からの尾根を登りました。イモリ山に着くあたりから雷の音がします。
雨が降ってきました。
11:30 「天寺へ十二丁」を過ぎたところで、上衣だけ雨具を着ました。雷雨がひどくなってきます。「天寺へ十二丁」に戻り、下山することになりました。
11:50 民家が見えてきました。雷雨に交じって、雹も降っています。農具用の小屋(?)が開いていたので、駆け込み、雨宿りしました。

12:18 少し雨が落ち着いたところで、「傘をさして駅に向かう」とリーダーから言われました。
カメラはザックの中です。道の脇を流れている小川は水かさが増し、濁流になっています。
12:45 西吾野駅に着きました。雨具の中も汗でびっしょりです。登山シャツもズボンも濡れています。登山靴の中も雨が入っています。着替えを持ってこなかったので、このまま着て乾かすしかありません。でも、寒くはありません。
13:02 飯能行きで帰宅

今日は帰る頃に雨に降られるかもしれないと思って、参加しました。あのタイミングで、下山を決めてくれて良かったです。本当にずぶ濡れになるところでした。
日帰りハイキングで、目的地へ着けず、帰ってきたのは初めてですが、納得です。

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猫のいる唐沢神社 唐沢山

2022年6月25日(土)晴れ、猛暑
東武佐野線館林駅から多田駅に向かう車窓から見えていた山を、これから歩く山もこんなかなと、眺めていました。
今日のコースは、東武佐野線多田駅→京路戸峠→諏訪岳→京路戸峠→唐沢山→鏡岩→浅間山→東武佐野線堀米駅 歩程約4時間30分 総勢22人です。集合は多田駅9時40分です。
電車から降りると、あまりに気温が高いのに気が付きました。今日は用心して歩かないと、熱中症になると思いました。そういえば高温予報が出ています。
駅前から見えた山々です。

9:50 リーダーの挨拶の後出発。
秋山川を渡り、山に向かいます。強い日差しです。

田沼工業団地を抜けて行きます。

登山道に入ると、生い茂った葉が日影を作り、涼しく感じます。

10:35 京路戸峠着。皆さんが諏訪岳を往復するため、出発して行きました。私は他の3人と、ここで皆さんが戻るのを待つことにしました。

11:40 皆さんが戻ってきたので、一緒にハイキング再開です。先輩の顔が赤く、大汗をかいています。「大丈夫ですか?」と声を掛けると「大丈夫」と答えられたのですが。
京路戸山です。「気温が高くなり、皆さんのペースが落ちているので頂上を踏まず、下の道を歩きます」とリーダーが話していました。

ピークごとに山名板が付いています。いくつかは見逃したり、下の巻き道を歩いたりしたため、ピークに登っていないところがあります。
12:01 北見明岳

12:10 登山道途中で、昼食休憩。
12:40 午後の出発、唐沢山へ向かいます。
12:52 レイ山(?)、「レイ」の文字がweb上では表示されませんでした。

トラノオが沢山咲いていました。

13:35 唐沢神社 唐沢山(244m)着

猫がいました。

スマホで佐野市の天気を見ると、気温が38℃になっていました。
関東平野の見晴らしが良いです。
鏡岩ハイキングコースに入ります。途中で、体調がすぐれない人達がリタイヤすることになりました。
14:15 権現堂 テーブルとベンチがありました。

14:40 岡崎山

リーダーから冷たいミルクセーキが配られました。ここで冷たい飲み物は、うれしいです。
舗装道路に出ました。最後の登り浅間山に向かいます。

浅間山の登り口のところで、このまま車道を下りる人と、予定のコースを歩く人に分かれました。見るからにバテている方がいます。私も一緒に下りることにしました。
15:25 車道に出ました。お店で駅への方向を確認し、自動販売機の冷たい飲み物で一息つきました。右に見えている山が、今、リーダー達が歩いている浅間山だと思います。

スマホを頼りに駅に向かいます。リタイヤした人たちが、タクシー2台で駅に向かっていきました。
15:50 東武佐野線堀米駅着
16:00 浅間山へ登ったリーダー達の本隊が到着、解散

16:24 館林行きで帰宅

今日の佐野市の最高気温は39.7℃でした。私は日光街道を歩いていた何年か前の7月、栗橋宿から古河宿へ歩いていた時に、異常高温にあいました。歩いている時は分からなかったのですが、家に帰ってからの体の熱さ、頭痛、倦怠感が、熱中症だったと後で気が付きました。そのことがあったので、今日は、リーダーには申し訳なかったのですが、楽なコースを歩くようにしました。予報で暑くなると言っていたので、水も多めに凍らせて持って行きました。また、スポーツドリンクだけではなく、塩分をマメにとるようにしていました。お陰で熱中症にならなくてすみました。一緒に歩いた皆さんはどうだったのでしょう。

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花菖蒲の北山公園~八国山緑地

2022年6月11日(土)曇り/小雨/曇り
梅雨に入りお天気がはっきりしません。今日は東村山市立北山公園で花菖蒲を楽しみ、都立八国山緑地で将軍塚を巡ります。
西武新宿線東村山駅→正福寺→北山公園→八国山緑地→将軍塚→勢揃橋→西武線所沢駅 歩程3時間30分 総勢36名です。集合は東村山駅西口10時です。
10:00 リーダー挨拶の後、正福寺地蔵堂へ向かいます。
10:25 正福寺地蔵堂着。
ボランティアのガイドの方が説明してくださいました。
室町時代応永14年(1407年)の建立、鎌倉の円覚寺舎利殿と同じ禅宗様式の国宝になっています。都内で唯一の木造の国宝だそうです。10:50 北山公園着。
11時30分まで自由行動です。花菖蒲を楽しみました。ちょうど花菖蒲が見頃で、多くの人が訪れていました。写真をクリック(タップ)すると大きい写真が表示されます。

花菖蒲をバックに集合写真を撮りました。雨が降ってきました。
11:50 西武鉄道西武園線の線路を渡り、八国山緑地ひだまり広場で昼食休憩。もう雨は止んでいます。
12:20 午後の出発、八国山緑地を将軍塚へ向かいました。
12:45 あおぞら広場で小休憩
13:05 八国山の頂上(88.9m)にある将軍塚着。
鎌倉時代末期の久米川での戦いで、新田義貞が勝利し、義貞が塚に旗を立てたことから将軍塚と呼ばれるようになったそうです。

あとはひたすら所沢市内を駅に向かって歩きます。
13:45 西武線所沢駅前で解散

東村山市のパンフレットには「花菖蒲」と書いてあります。ハナショウブ、ハナアヤメどちらの読み? ともに漢字は同じ「花菖蒲」です。
ウェザーニュースの七十二候「菖蒲華(あやめはなさく)」
に、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの見分け方が書いてありました。また、何故、ショウブとアヤメが同じ漢字「菖蒲」なのかも書いてありました。

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静かな山歩き陣見山

2022年5月29日(日)晴れ 猛暑
鐘撞堂山の地図を見ていて、いつも目にする山があります。長瀞北アルプスの陣見山です。いつか機会があったら行ってみようと考えていました。15日,22日と2週続けて多人数の山行だったので、静かに歩きたいと思い、友人を誘い2人で行くことにしました。
コースは、秩父鉄道樋口駅→榎峠→陣見山→大槻峠→虎ヶ岡城址→波久礼駅 歩程約4時間、集合は暑くなる予報なので、樋口駅8時57分着の電車にしました。
今日の天気予報は、”5月としては記録的な高温になります”です。2人とも早い電車で来たので、樋口駅8時26分に着いてしまいました。
8:30 樋口駅は無人駅になっていました。すぐに出発。

秩父はいつも花があふれています。家の石垣にはサボテンの花が咲いていました。

車道を登っていくと登山道がありました。

間もなく車道に寸断され、再び登山道に入るところで、「直進は×」、「陣見山方向は➡〇」の看板があったので、〇の方向へ歩きました。でも、車道歩きで、陣見山の登り口まで来てしまいました。結局、榎峠に行きませんでした。途中、車道から登山道への登り口を探しながら歩いたのですが、見付けられませんでした。
9:43 陣見山への登り口です。「陣見山 北武蔵ハイキングコース」と書いてありました。

榎峠からの道

長瀞八景の案内やっと本来の登山道です。葉が茂って風が涼しく感じます。

本庄市でしょうか、榎峠への道のそばに「本庄市」という看板がありました。今日はまだハイカーと1人も会いません。念のため、”熊よけ鈴”を鳴らして歩くことにしました。
10:22 陣見山(531m)着、展望はありません。テレビ埼玉のアンテナがたっていました。急な下りです。長瀞北アルプスは急登、急降下が多くあり、ロープが張ってあります。
この後、初めてハイカーが1人、私たちを追い越して行きました。

コアジサイです。6月、雨の季節が近いです。

11:38 虎ヶ岡城址着、誰もいません。ずっと展望が無かったので、東屋にザックを放り出して、遠くの山々を眺めました。

男体山がうっすらと見えているはずです。

昼食を食べていると、円良田特産センターの方面から女性が1人と、2人連れが登ってきました。いずれも地元の人達でした。鐘撞堂山は、すごく混んでいると話していました。
12:20 波久礼駅へ下山開始。日向に出ると暑い、猛暑予報の今日、熊谷はどれくらいの暑さになっているでしょうか。
波久礼駅までは、カタクリを見に来た時に歩いた道です。途中にあるこの道を少し下ったところがカタクリの群生地です。

3月末に歩いたときは、日差しが降り注いで明るい道でしたが、すっかり葉が生い茂り、日影を作り、涼しい風が吹いています。印象が変わって初めて歩く道の様です。

13:27 秩父鉄道波久礼駅着。朝が早かったので、いつもより1時間以上早い下山となりました。

13:53 羽生行きで帰宅。

榎峠に行かなかったことが気になります。看板に×と〇が書いてあったところの判断です。ネットにあった榎峠に行く途中に、崩れているところがあるとあった場所のようです。崩れたところを歩くのは自己責任、車道を回るように書いてあるというところのようです。看板のところまで戻ろうかと迷ったのですが、登山道に戻れるところがあると思い、車道を歩き続けました。でも、見つけられませんでした。次回は自己責任で直進します。

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