2025年5月25日(日)小雨/曇り
久しぶりに高尾山へ誘われました。先週も一丁平の山法師(ヤマボウシ)を見に行った友人が、今週が見頃になるので見に行くので一緒に行かないかと、誘ってくれました。
天気予報は、土曜日の夜から雨、日曜日の午前中には雨が止むというものでした。そのため、いつもより遅く9時に、京王線高尾山口駅に集合となりました。集合時間より少し早くに行くと、すでに友人が待っていました。
駅前は相変わらず混んでいましたが、家族連れが少ないようでした。
8:45 出発。雨が降っていたらケーブルで登るつもりでしたが、雨が止んだので、石斛(セッコク)も見頃になっていると思うので、6号路を登ることにしました。
ケーブルの清滝駅の構内に咲くセッコクは、よく知られています。駅の横を通ったので写真を撮りました。
稲荷山コースは通行止めになっているので、6号路は琵琶滝から先は登りのみの一方通行です。雨上がりの道を歩きます。今日のハイカーは、社会人のグループが多いみたいです。
琵琶滝を過ぎて15分ぐらい歩いたところで、杉の木に着生しているセッコクを見付けました。セッコクは、自生している小型の着生ランです。登山道からは離れたところの木に咲いているので、注意して見ていないと通り過ぎてしまいます。セッコクの花が着生した木が増えたように思います。
セッコクの写真を撮るのに、近くに寄ることができません。私達二人が立ち止まって写真を撮っていても、多くのハイカーがセッコクに見向きもせずに、通り過ぎて行きます。せっかくセッコクが咲いているのに、見ないで通り過ぎるのはもったいない!
セッコクの写真を撮ってから登って行くと、この案内板がありました。
稲荷山コースとの分岐では、いつもは稲荷山コースに入るのですが、通行止めになっています。このまま6号路を登ります。頂上近くまで木道の階段が続きます。
10:33 階段が終わって小休憩。今日はハイカーがいつもの日曜日より少ないです。
霧がかかっています。天気予報では雨が止んで暑くなると言っていましたが、涼しいです。
4号路の分岐で、高尾山山頂へは寄らず、巻道を一丁平を目指すことにしました。
11:35 一丁平着、昼食休憩
一丁平のヤマボウシは花が少なく、以前見た時のようにたくさんの花が咲いていませんでした。今年は花が少ない年なのかもしれないと、友人が話していました。
少し登った休憩場所には、たくさんの花が咲いているヤマボウシがありました。ピンクのヤマボウシもありました。
背高い木の朴木(ホオノキ)の大きな葉が、日を遮って薄暗くなっています。ホオノキの花を何枚か撮りました。1枚だけ咲きはじめて間もない花が撮れました。ホオノキの花の寿命は、3日程度で短いそうです。
今日の目的のヤマボウシの見頃を見ることを果たしました。ホオノキの花をここで見れたのは予定外でした。満足して巻道を帰ります。
13:00 逆沢作業道を日影林道へ下ります。
14:00 日影バス停着
14:03 日影バス停より高尾駅北口行きで帰宅。
見頃のヤマボウシを見たいと、2週続けて高尾山に来た友人の目的を果たしました。高尾山は、沢山の花が季節ごとに楽しませてくれます。季節ごとに、どこに行けば何の花が咲いていると皆さん知っています。都心から手軽に来られて、こんなに山を、自然を楽しませてくれるのです。人が多いのも納得します。
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