日光街道沿線No.17 野木宿(栃木県野木町)

旧・下野煉瓦製造会社 ホフマン式輪窯
2006年8月 10日号
撮影日: 2006年7月30日  フィルム:NEOPAN400 PRESTO   スキャナ:EPSON GT-9800
 2005年に「日光街道を歩く会」に参加し、野木でこの旧・下野煉瓦製造会社ホフマン式輪窯を知りました。
 街道からは木々の上に突き出た煙突しか見えませんでしたが、曇り空にその黒いシルエットが大きな抜け殻のように感じました。
 今回、敷地内には入れないと聞いていましたが、許可を得て中に入れてもらい、間近に見ることができました。
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  旧・下野煉化製造会社は明治21年に創立され、23年から赤煉瓦製造が開始されました。煉瓦窯はドイツ人技師ホフマンが発明した16角形の赤煉瓦焼成用輪窯で、東西に2基の窯がありました。煉瓦の原料は、渡良瀬遊水地の粘土と川砂が使われました。昭和46年まで約80年間稼動し続けました。現存しているのは東窯です。

 会社が2001年に倒産・破産したため、窯は破産管財人の管理下に置かれています。
 修理途中で放置されたのか、足場や、壁面の煉瓦に植物が根を張って覆っています。遠くからでは分かりませんでしたが、一部崩れたようになっていました。
 窯の内部は 立ち入り禁止になっていましたのでどんな様子なのか分かりませんが、インターネット調べてみると、中の様子を写した写真が載っていました。それらの写真は会社が倒産する前の管理が行き届いたときの写真と思われます。
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 この窯は、昭和54年に国の重要文化財に指定されました。 案内板には
「重要文化財 ホフマン式輪窯
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株式会社シモレン」
と書かれています。
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 ホフマン式輪窯は、高級乗馬クラブの敷地内にありましたが、シモレンの倒産、破産に伴い、このクラブは破産管財人の管理下に置かれました。この立派さはあのバブルの象徴のようです。

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