涸沢紅葉見物 2泊3日 

2017年10月3日(火)晴れ
ハイキングの個人的山行で、涸沢へ紅葉見物に参加しました。参加者は総勢16名、男性はリーダーをふくめて2人です。
7:00 特急スーパーあずさ1号新宿発が、指定された電車です。各自切符を買い、新宿、立川、八王子から乗車しました。
9:39 松本駅着、改札口に集合、バスで上高地に向かいました。
12:10 上高地バスターミナル着、昼食休憩。
今日は徳沢までのんびり歩きです。標高約1500mの上高地はまだ紅葉が始まっていませんでした。
13:00 河童橋を渡り、岳沢湿原を通る梓川右岸を歩きます。木道や樹林の中を、明神池へ向かいます。嘉門次小屋の前を通り明神池、そして、橋を渡り梓川左岸へ出ます。
14:40 明神館前で休憩。
今夜の宿、徳沢園まで約1時間です。梓川の左岸は、槍ヶ岳、穂高、蝶ヶ岳などからの帰り道です。すれ違う登山者は途切れることがありません。いかに紅葉の季節に山に入っている人が多いかです。皆さん満足顔です。私たちを見て「どちらへ?」「涸沢はきれいでしたよ」と声を掛けてくる登山者も何人かいました。
15:50 徳沢園着。私たちは3~4人づつの個室だったため、お風呂に入り、美味しい夕食をいただき、夜はゆっくり休むことができました。

10月4日(水)晴れ
今日はいよいよ涸沢へ向かいます。余分に持ってきた防寒衣など、必要のない荷物は、徳沢園で預かってもらったため、ザックが軽くなりました。
8:00 徳沢園出発
9:10 横尾着
9:20 横尾出発、通常の夏山であれば3時間の道のりです。
涸沢への道は大混雑でした。下ってくる登山者、私達を追い越していく若い登山者、ツアー登山の人達、私達も思うような速さで登ることができません。立ち止まって、待つことが多いくらいで、歩いても、歩いてもなかなか着かないように感じました。すれ違う人たちが「涸沢はきれいです」と言っています。
2080m付近では紅葉が鮮やかになってきました。チングルマの綿毛がまだ残っていました。山肌の紅葉が見えてきました。ナナカマドが真っ赤です。涸沢ヒュッテの吹き流しが見えています。カラフルなテントが並んでいます。14:50 涸沢小屋着、霧がかかって穂高の山々が見えません。今日も小屋は混んでいます。でも、お布団2枚に3人だそうで、混んでいる時期にしては余裕です。
ザックを部屋に置いて小屋の前のテラスで、ビールやワインを飲みながら、リーダーと一緒に登ってきた皆さんと話をしていると、いままで雲がかかっていた穂高の山々が、突然見えてきました。まだ雲がかかっている前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳の頂に日が当たり、束の間見えました。“ワァー”とあたりに歓声が上がり、穂高の山々の頂が見えたことを、同じ山を歩く仲間と憧れの山が見えたことの喜びを分かち合いました。  雲破り山頂うかぶ輝ける逢瀬短し穂高の夕暮れ  明子

10月5日(木)晴れ
日の出前に小屋を出発、カールで日の出を待ちました。私のレンズでは画角が狭く涸沢カール全貌を1枚に写すことができませんでした。残念ながら、モルゲンロードは見ることが出来ませんでしたが、涸沢で十分紅葉を堪能することができました。
6:25 涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐に集合し、下山開始。昨日と同じように多くの下山する人達、登ってくる人達で渋滞です。通常の夏山で、約2時間のコースです。
10:05 横尾着。何度も歩いた上高地バスターミナルへの道を急ぎます。今日は、ずっと梓川左岸を歩きます。
11:25 徳沢園着、預けていた荷物を受け取り、上高地へ向かいました。
13:40 上高地バスターミナル着、14:05発のバスは全員分のバスの席がありません。4人が次の14:30発のバスに乗ることになりました。先発組は昼食を食べる時間がないので、売店でパンなどを買い込んで、バスに乗り込みました。
14:05 新島々行きバス乗車、新島々駅でJRの時刻表を見ていると、松本で約1時間あることが分かり、結局、後のバスの4人と全員同じ電車で、東京へ帰ることになりそうです。
15:55 松本着。私は友人と、駅ビルで、信州蕎麦の遅い昼食をとることにしました。
16:58 スーパーあずさ28号新宿行きに乗車のためホームへ行くと、後のバスの4人と会いました。全員同じ電車に乗車し、東京へ帰ります。
ところが、下りの特急が高尾、相模湖間で人身事故のため、私たちが乗った上りの特急も、相模湖駅で1時間44分足止めされてしまいました。
電車は遅れましたが、八王子駅、立川駅、新宿駅と皆さんが下車して行き、今回の山行が無事終わりました。

 

鹿島槍ヶ岳で夏休み

2014年8月13日(水)晴れ
今年の夏休みは、北アルプスの鹿島槍ヶ岳へ夜行2泊3日の予定で行くことにしていました。最近は、雨が降るとゲリラ豪雨になるので、夏休みが近づくと天気予報を朝晩欠かさず見ていました。1人なので、自分だけの都合で日程が決められます。13日は晴れそう、14日は何とか午前中は雨が降りそうもないと見きわめ、1週間前に12日の夜行バスを予約しました。
コースは、柏原新道から鹿島槍ヶ岳を往復、柏原新道⇔種池山荘⇔爺ヶ岳(2669.8m)⇔冷池山荘⇔布引山(2683m)⇔鹿島槍ヶ岳・南峰(2889.1m)です。八方尾根→唐松岳→五竜岳→鹿島槍ヶ岳と縦走したいのですが、途中、険しい岩峰の八峰キレットがあるので、鹿島槍ヶ岳を往復することにしました。

4:15 前夜、地下鉄東西線竹橋、毎日新聞社を22:25に出発した夜行バスは、13日早朝、真っ暗な柏原新道登山口に着きました。駐車場には何台か車が駐車しています。
私のカメラはストロボが付いていないので、ヘッドランプの明かりで撮りました。20140813_2168早速、おにぎりをほおばり、身支度をしました。
4:30 ヘッドランプをつけて出発。
13日の予定は、柏原新道登山口→種池山荘→爺ヶ岳(2669.8m)→冷池山荘(泊) 歩程約6時間半です。
今日は良いお天気です。山影がはっきり見えています。空に月がコウコウと輝いています。
4:45  明るくなってきたのでヘッドランプを消しました。20140813_2174柏原新道は北アルプスの入門コースです。種池山荘まで約4時間、ひたすら登りです。種池山荘2代目小屋主が切り拓いた道です。20140813_2175朝焼けの針ノ木岳の上に月が。雲ひとつ無いとても良いお天気です。20140813_2180ゆっくり登って2時間30分、種池山荘の赤い屋根が見えてきました。ひたすらの登りは、夜行バスで来た私にはとてもキツク感じます。もう、夜行バスはやめようと思いました。20140813_2190雪渓に着きました。登山道が歩き易いように雪が切ってあります。帰りには登山道の雪が消えていました。20140813_2205やっと、種池山荘が近くになりました。ここから山荘までは結構キツイ登りです。20140813_22088:47 種池山荘に着。途中、同じ年代のご夫婦と一緒になりました。私は足がツッテしまい、遅れて到着しました。ここで、カップラーメンを食べ、塩分・ミネラル補給をする休憩をとりました。
少し雲が出てきました。ここからは、剣岳はまだ見えません。これから登る爺ヶ岳(2669.8m)が間近に見えます。20140813_22159:00  種池山荘を出発。ご夫婦が先に歩き始めています。種池山荘を出発して直ぐに開けたところに出ます。そこで振り返ると剣岳のゴツゴツした岩峰の姿がありました。
山に雪が残って、ハイ松があり、空気が澄んで静寂があり、山小屋がある大好きな北アルプスに2年ぶりに来ました。20140813_2225このあたりはたくさんのチングルマが咲いていました。もう、果穂になってしまっているのも多くあります。もう少し早ければもっと多くの花が咲いていたようです。コバイケイソウは終わっていました。20140813_2222爺ヶ岳あたりは雷鳥が多くいるらしいのですが、ついに会うことができませんでした。
鹿島槍ヶ岳の釣り尾根が見えています。結果的に、あの手前の峰・南峰まで今日、行きました。20140813_2228 今年、台風のため登るのを中止した槍ヶ岳が見えています。遠くで尖っている峰です。20140813_2230 10:15 爺ヶ岳(2669.8m)着。狭い山頂は混みあっていました。
ご夫妻と写真を撮り合ったりしたので、山頂の写真は撮り忘れてしまいました。
10:25 爺ヶ岳を出発。冷池山荘へ向かいます。
11:30 冷乗越(つべたのっこし)、赤岩尾根への道です。ここを下山路にすることもできますが、ガイドブックに”初心者は、柏原新道を往復するよう”にと書いてありましたので、それに従うことにしました。20140813_2237 11:50 冷池山荘着。まだ、午前中です。
明日のお天気があまり良くないということなので、私は予定を変更し、明日往復することにしていた鹿島槍ヶ岳へ行くことにしました。バナナを食べて、少し休んでから、ご夫妻とご一緒することにしました。
12:25 鹿島槍ヶ岳へ出発。冷池山荘のテント場を抜け、ゆっくり歩いて行きます。登山道の周りにたくさんの花が咲いていました。20140813_2241
20140813_2242
20140813_2244
20140813_2245鹿島槍ヶ岳まで約2時間、思ったより遠く、水は持っていったのですが、行動食を持って来なかったことを後悔しました。途中お腹が空きました。山はどこへ行くにも、必ず、水と行動食は必携です。
途中、奥さんがバテてしまい、頂上へ行かず、待つことになりました。私たちの後から来る登山者がほとんどいません。それほど鹿島槍ヶ岳へ向かうには、山の時刻としては、遅くなりました。鹿島槍方向からの登山者だけです。
14:38 鹿島槍ヶ岳・南峰に到着。霧で何も見えません。曇っているため薄暗く、私は、バテてしまって途中で待っている奥さんが気になって、直ぐに、下ることにしました。ご主人は少し留まっていたので、つかの間、八峰キレット、五竜岳が見えたそうです。20140813_2251奥さんが心細くして待っているだろう地点まで急ぎます。曇っているため薄暗く、気持ちが焦ります。20140813_2252私たちの後から来た登山者は2人います。2人とも単独行の男性で、1人の方は「今夜は、無謀ですが、キレット小屋に泊ります」と話していました。もう1人もキレット小屋に泊るそうです。私もそうですが、単独行の人を多く見かけました。
16:30 冷池山荘着。日没に間に合いました。長い、充実した一日でした。
夕食は、私たちは6:00です。今日途中からご夫婦とご一緒で、私も心強かったのですが、お二人もそうだったようです。夕食は3人同じテーブルで、他の登山者と山の話をしながら過ごしました。

今日歩いたログです(写真をクリックすると拡大表示します)
結果的に12時間の行動時間でした。私の予定した1日半のコースを歩きました。
夜行バスで来たこともあって、疲れました。夕食後、直ぐに朝まで眠ってしまいました。

8月14日 (曇)
栃木まで車で帰るご夫妻と冷池山荘でお別れしました。
朝食のときに「このコースは、普通どんな日程で歩くのですか?」とご主人に尋ねられました。「ガイドブックでは、2泊3日、1日目は、なるべく早い午前中に、柏原新道登山口にから登り始め、種池山荘で1泊、2日目に鹿島槍ヶ岳を往復し、冷池山荘に泊まり、3日目、来た道を下山すると書かれています」と答えました。「それだったら、体が楽ですね」と奥さんが言っていました。昨日の歩きは長かったので堪えたようです。ご夫妻は、12日は麓の大町に泊り、山中1泊で帰ります。5:00の朝食後、彼らは下山していきました。

天気予報で雨が降るかもしれなかったのですが、お天気は持つようです。
6:00 種池山荘へ向けて出発。昨日歩いた道を戻ります。
8:40 種池山荘着。下山しようか少し迷いましたが、猛暑の下界に下りたくなかったので、のんびりすることにしました。
雲が多いお天気です。針ノ木岳に雲が掛かっています。剣岳にも。小屋の前のテーブルで”残暑見舞い”を書き、針ノ木岳を眺め、小屋周囲を歩き回って花の写真を撮り、喫茶室で本を読んだり、外で雲を見ながら鳥の鳴き声を楽しみ、時々パラリと雨が降ってる時は部屋でごろんとしたりしていまた。夕方、また散歩に出て雲海を見ました。とにかく、のんびりしました。20140814_23038月15日(曇/雨)
朝、部屋から焼けが見えました。天気予報では午後から雨です。降られる前に下山することにしました。十分北アルプスを楽しみました。
朝の清清しい針ノ木岳、雲が掛かりそうです。20140815_23105:40 下山開始
雪渓の登山道雪はありません20140815_2312 8:15 柏原新道登山口着。初日に真っ暗だったところです(レンズが汚れていたみたいです)。20140815_2315これから登る人達が登山届けを出していました。夜中に着いた私たちは出しませんでしたが、山小屋で、宿泊申し込みしたときに明日の予定を書きます。20140815_2316扇沢20140815_23188:40 ゴールの扇沢駅着。ここは立山アルペンルートの入口です。20140815_23198:55 バスでJR信濃大町駅へ向けて出発。途中、大町温泉郷で下車し、「薬師の湯」で汗を流してから帰ることにしました。
温泉に入っている間に雨が降りだしていました。お蔭様で、山で雨にあわなくてよかった。
10:15 再びバスに乗車
10:50 JR信濃大町駅より普通”松本”行きで帰宅

この夏、友人と槍ヶ岳に行くつもりでしたが、お天気が良くないので中止になりました。急遽、鹿島槍ヶ岳へ1人で行くことにしまた。
帰りの電車の中で、夜行バスに乗ったのが何日も前のように思いました。いつも、慌ただしい山行をしているので、山の上でこんなにゆっくりしたことはありませんでした。無理の無いコース設定と、一人だったからできたことです。
同じ夜行バスで、同じ様に歩いていた方がいました。でも、お互い部屋ではお話をしますが、一緒に行動することはありませんでした。食事も、歩くことも、相手の休日を邪魔しないようにしていました。それができる相手でした。部屋も2晩とも、私たちは女性の単独行の人たちだけでした。最終日の下山時も、彼女が先に降りて行きました。お互いの山での休日の過ごし方を尊重した結果です。